吉田麻也が欧州で最も衝撃を受けたサポーターは?「耳鳴りがするくらいだった」

「KIRIN presents サッカー日本代表吉田麻也リモートトークライブ ~応援について語ろう~」

オランダ、イングランド、イタリアでプレーして11年目。あのクラブの『圧倒的』な声援について語る。

 イタリア・セリエAのUCサンプドリアに所属する日本代表DF吉田麻也が6月29日、キリンホールディングス株式会社主催の「KIRIN presents サッカー日本代表吉田麻也リモートトークライブ」に参加して、ファンとコミュニケーションを図った。そのイベントのあと、吉田がメディア取材に応じた。

 今回は「応援」をテーマに、さまざまなテーマについて語り合った。その流れを汲み、「サポーターの応援が最も凄いと感じたクラブはどこですか?」という質問に、ヨーロッパで11年目のシーズンを迎える吉田は、「圧倒的にリバプール」と答えた。

「圧倒的にリバプールですね。耳鳴りがするくらいでした。特に自分はアウェーで開幕戦を迎えたことがありました。開幕戦はオフを挟み、夏のプレシーズンを経て、なかなかスタジアムに行けず、ウズウズしていたなかでやっと大好きなフットボールが始まるという最初の試合。そこでリバプールと対戦した時は、すごい応援だと感じました」

 南野拓実が所属し、今季30年ぶりとなるプレミアリーグ制覇を達成した。「KOP(リバプールサポーターの愛称、[KOPの人])」と呼ばれるアンフィールドでのサポーターの熱量は、ピッチレベルの選手にも少なからず影響を与えている。

 また今年1月に7年半プレーしたサウンサンプトンFCを離れイタリア・セリエAのサンプドリアにレンタル移籍した吉田だが、守備面での適応は問題なかったと語る。

「もともとザッケローニさん(元日本代表監督)が細かく厳しい監督で、体の向きなど色々勉強させてもらったので、自分にとって、それが財産になっています。今のチームでそんなに難しいことを要求されているわけではないので、やり方に苦戦してはいません。ただ、サッカー自体が違うし、イギリスは縦に(展開が)速く、イタリアはポゼッションだったり横への動きが多いので、横への動きに対するスライドなどを修正をしていく必要があります」

 そして最後に、31歳の日本代表CBはファンへのメッセージとして、この新型コロナウイルスによる規制が解除されれば、「心の底からサッカーを楽しめる環境を作れるように準備していきたいです」と強い思いを口にする

「もちろん油断はできませんが、一つ目の山を越えたのかなと。これから第二波が来ると言われていますが、それに対して少しでもいい準備と備えをして、早く日常を取り戻すことを願っています。リモートでサッカーを楽しんでいただきたいですし、規制が解除され、皆さんがスタジアムに足を運べるようになった時には心の底からサッカーを楽しめる環境を作れるような準備をしていきたい。スポーツ、フットボールを通してみなさんに元気を与えて、みんなと喜びを分かち合えればいいなと思います」

 吉田はイタリアでは公式戦4試合(286分)に出場。現在はリーグ戦3試合連続出場を果たしている。保有権を持つサウサンプトンとは今季で契約が切れるが、吉田は「ここでいいパフォーマンスを示して、契約を勝ち取らないと場所がどこもなくなる」と危機感を口にしていた。

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[取材・文:小林優麻]

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