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【パリ五輪】痛恨…清水梨紗がヒザを傷め交代。なでしこジャパン、複数システムで女王スペインに善戦も1-2逆転負け

清水梨紗が負傷交代に…。写真:早草紀子(C)Noriko HAYAKUSA

次戦は中2日でブラジル女子代表と対戦へ。

[パリ五輪 GS C組 第1戦]日本女子代表 1–2 スペイン女子代表/2024年7月25日24:00(現地17:00)/スタッド・ドゥ・ラ・ボージョワール

 パリ・オリンピック女子サッカー・グループステージC組初戦、日本女子代表(なでしこジャパン)が藤野あおばの直接フリーキック弾で、スペイン女子代表から先制に成功した。しかし、そのあと前半と後半に1点ずつ奪われて逆転負けを喫した。

 FIFAランキング1位であり昨年の女子ワールドカップ(W杯)優勝を果たしている女王スペインに対し、日本は直前まで採用していた3-4-2-1ではなく4-4-2を採用して挑む。

 13分に藤野あおばの直接フリーキックで、日本が先制に成功した。

 しかし、そのあと劣勢を強いられて、22分に同点に追い付かれてしまう。そして後半、3-4-2-1に変更するが、前からプレスに行けない。そして68分、相手にタイミングを外された際に清水梨紗がヒザを挫いてしまい、そのまま倒れて立ち上がれなくなる。結局、担架で運び出されて、高橋はなとの交代が告げられた。北川ひかるに続いてウイングバックの選手が負傷で離脱することに……。

 試合終盤には再び4-4-2にする攻撃的モードに。ただ、なかなか流れは変わらない。74分、横にマークをずらしていったスペインのマリオナ・カルデンティに決められてしまい、1-2と逆転されてしまう。千葉玲海菜、守屋都弥とバックアップメンバーからベンチ入りした二人がさっそく起用されたが、ゴールをこじ開けられなかった。

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 日本は中2日で次戦、ブラジル女子代表、そしてナイジェリア代表と対戦する。

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