×

【浦和】興梠慎三が今季での現役引退を発表。決断の理由は「自分の力でチームを勝たせられなくなった」

ACLトロフィーを掲げる浦和の興梠慎三。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

「母に感謝する日」と38歳の誕生日に記者会見を実施。

 J1リーグの浦和レッズは7月31日、FW興梠慎三(Shinzo KOROKI)が2024シーズンをもって現役引退すると発表した。

 この日、38歳の誕生日を迎えていた浦和のエースが、スパイクを脱ぐ決断を下した。鵬翔高校を卒業後、2005年に鹿島アントラーズに加入し、2013年から浦和でプレー。2022年は北海道コンサドーレ札幌に期限付き移籍していた。

  そして浦和に復帰した昨季、AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の決勝アル・ヒラルとのアウェー第1戦で殊勲のゴールを決めて、三度目のアジアタイトル獲得に大きく貢献した。

 日本代表としても16試合に出場。2012年のリオデジャネイロオリンピックの男子サッカー日本代表には、オーバーエイジとして参戦した。

 プロキャリアちょうど20年目。Jリーグを代表するストライカーが、ここで区切りをつけることになった。

 興梠は14時から引退記者会見を行い、「20年間という現役生活、いろんな方に支えてくれて、ここまでやってくることができました」と所属した3クラブに感謝した。

関連記事>>【浦和】この夏の補強は? ヘグモ監督「少なくとも、あと一人は獲得したい」。安部裕葵がニューカッスル戦で埼スタデビューか?

 そして引退を決断した理由は「自分の力でチームを勝たせられなくなったからです」と明かした。そして38歳の誕生日の発表は「一番感謝したいのが母。自分にとっても特別な日で、母にとっても特別な日。お互いの特別な日に感謝を伝えたいと、この日に発表させてもらいました」と語った。

Ads

Ads