【神戸】トゥーレルは「情状酌量」で1試合の出場停止。意図的に副審へボールを蹴る
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11日の横浜FM戦は飯野七聖とともに出場停止に。
Jリーグは8月9日、J1リーグ25節の川崎フロンターレ戦で退場処分となったヴィッセル神戸のDFマテウス・トゥーレルの出場停止処分について、本来4試合の出場停止と罰金となるが、情状酌量の余地があると認め、1試合の出場停止処分を科すと発表した。
Jリーグ規律委員会では「日本サッカー協会の競技および競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、同選手のフィールド内に残っているボールを意図的に副審に向かって蹴った行為は、『審判員に対する反スポーツ的行為』に該当すると判断、1試合の出場停止処分とする」と発表している。
ただし「処分の決定に際しては、上記基準(審判員への反スポーツ的行為)に則り、4試合の出場停止処分及び罰金を科すところだが、かかる事象を総合的に判断し、情状酌量の余地があると認め、(公財)日本サッカー協会懲罰規程 第12条第1項『情状による軽減』を適用し、懲罰を軽減する」と、情状酌量を認めたということだ。
出場停止の対象は11日のアウェーでの横浜F・マリノス戦。神戸は同じく川崎戦で2枚のイエローカードで退場となった飯野七聖も出場停止となる。
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リーグ連覇を狙う神戸だが、二人が退場処分を受けた神戸は川崎戦での痛恨の敗戦により、首位・FC町田ゼルビアからは8ポイント差の勝点42で5位となっている。