新銀河系…エムバペ、ベリンガム、ヴィニシウス、スター全員絡みロドリゴ開幕弾! 浅野拓磨さっそくリュディガーと対決。マジョルカ1-1レアル・マドリード
レアル・マドリードのエムバペがマジョルカ戦でラ・リーガデビュー。先制点の起点になる。 (Photo by Alex Caparros/Getty Images)
ムリキの強烈ヘッドで追い付く。
[スペイン1部 1節] マジョルカ 1-1 レアル・ソシエダ/2024年8月19日(現地18日)/エスタディ・マジョルカ・ソン・モイシュ
スペイン1部リーグの2024-25シーズン開幕、レアル・マドリード対RCDマジョルカの一戦、新銀河系カルテットがいきなり全員絡み、マドリードのロドリゴがファーストゴールを決めてみせた。一方、マジョルカもムリキが豪快ヘッド弾を叩き込み、結局、1-1で引き分けた。
ホームのマジョルカでは新加入のサッカー日本代表FW浅野琢磨が右ウイングで先発。あのアントニオ・リュディガーとのマッチアップがさっそく実現した。
一方、アウェーのレアル・マドリードは3トップに左からヴィニシウス・ジュニオール、キリアン・エムバペ、ロドリゴ、インサイドハーフにジュード・ベリンガム、フェデリコ・バルベルデ、アンカーにオーレリアン・チュアメニという、強烈なタレントが顔を揃えた。
立ち上がりはマジョルカがテンポよくパスをつないでチャンスを作り、ダニ・ロドリゲスが理想的な形からシュートまで持ち込む。浅野もスぺースを突く動きを見せて、前線の活性化を試みる。
それでもスーパースターが並ぶレアル・マドリードの新銀河系が鮮やか輝きを放つ。
13分、エムバペとベリンガムの敵陣ペナルティエリア内の左サイドでのパス交換から、ヴィニシウスが縦に仕掛けてヒールで戻す。これを受けたロドリゴがカットインし右足を一閃。正確にコースを狙ったシュートが、ゴールネットに突き刺さる。最初の決定機をモノにしてみせた。
それでもマジョルカはポゼッションスタイルでしっかり対抗。浅野は果敢にスペースを突く動きからチャンスをもたらす。そして53分、コーナーキックからムリキがリュディガーの背後でジャンプヘッドで合わせて、同点ゴールを叩き込む。
レアル・マドリードは1シーズン契約を延長したルカ・モドリッチが途中出場するなど、再び反撃を試みる。しかし攻撃が手詰まり、イライラする展開に。
最後はCBのフェラルド・メンディがムリキの大腿部にスライディングタックルに行き、危険なファウルと見なされ一発レッドカードで退場処分を受ける。
エムバペのセンターフォワード起用は、フランス代表のエースでもある彼のスピードを生かし切れず。また昨季躍動したベリンガムも後方に控えて持ち味を出し切れないなど、白い巨人は課題を残した。
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次節はレアル・マドリードがホームでレアル・バリャドリード、マジョルカがCAオサスナとアウェーで対戦する。