【移籍】CLへの思いもあったが…板倉滉はボルシアMG残留。PSVなどクラブ会長が全オファー拒否
板倉滉。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
次の冬の市場、1年後に再び注目株となりそう。
オランダ1部のPSVアイントホーフェンが今夏の移籍マーケットで獲得を目指していたサッカー日本代表DF板倉滉(Ko ITAKURA)だが、ドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・メンヒェングラートバッハに残留することが決定的となった。ボルシアMGのロランド・ヴィルクス会長が全てのオファーを拒否したそうだ。
この夏のヨーロッパ主要リーグの移籍マーケットは、8月31日・9月1日が週末にあたるため、前倒しにより30日が期限に設定されていた。様々な駆け引きがあり、先週末から今週にかけて一気に動きがあった。
そのなかでPSVが板倉獲得へオファーを提示。6月時点で設定されていた契約解除金は1500万ユーロ(約24億円)で、PSVは1250ユーロ(約20億円)と微妙に下回る額を提示。そして『ビルド』によると、PSVは29日までに「1500万ユーロ+出来高(ボーナス)」のオファーを準備したと言われる。
ところが、ボルシアMGのロランド・ヴィルクス会長は板倉を重要な戦力として、他クラブからの全ての話を断る方針を示したそうだ。板倉は2026年6月までボルシアMGと契約を結んでいる。
オランダでプレーしていた経験を持つ板倉は、強豪PSVの一員としてUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)に出場したいという思いも持っていたという。ただ移籍期間を踏まえると、このあとの冬の市場や1年後、再び注目株となりそうだ。
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板倉はこのあと日本代表(SAMURAI BLUE)の一員として、北中米ワールドカップ(W杯)アジア予選の9月シリーズに臨むサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)に合流する。