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元神戸MFウエスクレイの移籍金未払いでセアラーまたも「補強禁止処分」。横浜FCサウロ・ミネイロの二度に続き

神戸時代のウエクスレ(右)とポドルスキ。(Photo by Etsuo Hara/Getty Images)

FIFAから制裁、“借金”は8600万円。

 J1リーグのヴィッセル神戸に所属していたMFウエスクレイ(Wescley)が2019年2月、ブラジルのセアラーSCに完全移籍した際の移籍金が未払いで、FIFA(国際サッカー連盟)がセアラーに1月の移籍マーケットでの補強禁止の処分を科したという。

『OPOVO』によると、9月23日にその情報がFIFAから公開されたという。クラブの会長は支払いの遅延を認め、神戸と支払いについて交渉したが当初まとまらなかったためという。クラブの『借金』は60万ドル(約8600万円)になるそうだ。ただし、同会長は今週末には解決すると語っているという

 他のブラジルメディアによると、セアラーは10月2日には未納金を支払うそうだ。

 対象となるのは次に開く1月の移籍マーケット。クラブは支払いが済めば、その制裁は解かれ、補強には問題ないということだ。ただし、セアラーは横浜FCから獲得したサウロ・ミネイロの移籍金未払いで、同様の処分をすでに今年3月と6月に科されている。2024年だけで他を含めると実に五度目の処分になるそうだ。

関連記事>>セアラ―からサウロ・ミネイロの未納分の移籍金が横浜FCへ支払われる。分割払い二回連続で遅滞

 セアラーは現在ブラジル・セリエBで6位。過去最多の来場者を記録するシーズンを送っている。また32歳になったウエクスレイはすでにセアラーを退団していて、現在セリエCのフロレスタECでプレーし、リーグ10試合に出場している。

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