【移籍】元レアル・マドリードのウインガーが「虎の眼光を取り戻す」。ジョホールと契約締結! Jリーグ勢とACLで対戦も

『南のタイガース』で新たなスタート!!

　マレーシア1部ジョホール・ダルル・タクジムFCが10月5日、スペイン1部レアル・マドリード、フランス1部パリ・サンジェルマンなどで活躍してフリートランスファーとなっていた元U-21スペイン代表FWヘセ・ロドリゲス（Jesé Rodríguez）と正式に契約を締結した。背番号は「33」。契約期間は非公開。

　31歳のヘセ・ロドリゲスは育成組織からレアル・マドリードのトップチームに昇格。2011年から16年までに63試合・13ゴールを記録し、タイトル獲得にも貢献した。クリスチアーノ・ロナウドとも同僚だった。

　その後はパリSG、UDラス・パルマス、ストーク・シティFCなどでプレー。2023年にUCサンプドリア、コリチーバFCでプレーすると、2024年に入り、フリートランスファーとなっていた。

　そして約10か月のブランクを経てついにマレーシアの強豪と契約。これがプロ10チーム目になる。ヘセは自身のインスタグラムのストーリーズ（@jeserodriguez10）で、「サッカーが与えれくれたこの新しいチャンスを、とても嬉しく思っています。ジョホールのようなトップクラブで新たな冒険を始めます。一緒に多くの成功を収められると確信しています。今から楽しみです」とコメントしている。

　また『マルカ』は「ヘセが虎のような眼光を取り戻した」と、再スタートを歓迎している（ジョホールDKは『南のタイガース』の愛称がある）。

　ジョホール・ダルル・タクジムは現在マレーシア1部首位に立つ。スペインU-21代表時代のチームメイトでもあったスペイン出身でインドネシア代表のジョルディ・アマトがキャプテンを務め、AFCアジア・チャンピオンズリーグ（ACL）エリートにも出場し、先日は中国の上海上申に3-0の勝利を収めた。

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　Jリーグ勢とのリーグステージでの対戦は組まれていないが、勝ち上がった場合は対戦する可能性がある。