韓国で児童虐待、ソン・フンミンの兄と父に有罪判決
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罰金刑が言い渡される。
フランスメディア『レキップ』によると、イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーFCに所属する韓国代表FWソン・フンミン(Son Heung Min)の父ソン・ウンジョン氏と兄ソン・フンユン氏が10月11日、児童虐待の容疑で韓国にて300万ウォン(約33万円)の罰金刑を言い渡されたという。
ソン・ウンジュン氏は韓国でサッカー・アカデミーを運営していて、そこでスタッフが若い選手たちに殴打や侮辱を繰り返していたとされる。被害が発覚し、ソン・フンユン氏や他の指導者とともに起訴されたそうだ。
アジア出身選手で初となるプラミアリーグ得点王に輝いたソン・フンミンだが、幼少期から韓国のクラブチームには在籍せず、父のもとで個人練習をしながらレベルを上げていったことで知られ、著書も出ている。ウンジュン氏は法廷で泣きながら、コーチングスタッフの行為について「子供たちへの愛に基づかない発言や行為はなかった」と釈明したそうだ。
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判決に対して不服の場合、1週間、上訴することができる。また、刑が認めれた場合、約4週間、子供たちへの暴力行為をしないための矯正プログラムを受けなければいけないという。