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マンチェスター・ユナイテッドが守田英正のスポルティング指揮官アモリムと「合意」。総額約30億円、懸案は…

スポルティングのアモリム監督。(Photo by Emilio Andreoli/Getty Images)

これからクラブ間交渉、スポルティングには金銭面以外はマイナスでしかなく……。

 イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは10月28日、リーグ14位と低迷するなか、オランダ人のエリック・テン・ハフ(Erik ten Hag)監督を解任した。クラブは後任人事に着手し、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)MF守田英正の所属するポルトガル1部スポルティングCPを率いるルーベン・アモリム監督(Ruben Amorim)と交渉し、同日中に個人合意に達したという。

『スカイ』のフロリアン・プレッテンベルク氏(@Plettigoal)は現地28日夜、アモリム氏はマンチェスター・ユナイテッドとの契約内容について「すでに合意に達していると理解している」と伝えた。残すのはデイテールの詰めだという。アモリム氏自身は“移籍”を受け入れているというのだ。

 一方、クラブ間の交渉は現在進行中だという。むしろここがシビアである。そもそもシーズン中であり、アモリム移籍が実現するのは、「すべての関係者が妥当な解決策を見つけた場合のみ」と見ている。

 何より現在9連勝中でリーグ首位に立つスポルティング(2位のFCポルトと3ポイント差)が、アモリムに匹敵する後継者を見つけられるかどうか。冬のマーケットでの選手引き抜きもあり得るだけに、スポルティングにとっては、ここでの退団となれば金銭面以外はマイナスの話でしかない。

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 同メディアは、契約解除金は1000万ユーロ(約16億5000万円)ではないかと予想しているが、その契約条項によると説明。ただし、このタイミングでの補償、アモリムへの年俸など含めると、総額1500万ポンド(約29億円)が必要になるのではないかと見ている。

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