「アルテタは大打撃を受ける」冨安健洋を獲得した強化責任者エドゥSD、アーセナル退団か。権力闘争!?
冨安健洋。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
それとも本人の意向!?
イングランド・プレミアリーグのアーセナルFCの強化責任者であるスポーツ・ディレクター(SD)を務めるエドゥ氏が、クラブを退団する可能性が浮上したという。『デイリー・メール』が11月4日に報じた。
アーセン・ヴェンゲル前体制からの大転換期、2019年にアーセナルのSDに就任すると、様々な批判を受けるなかスペイン人のミケル・アルテタ監督とともに伝統を大切にしつつも躍動感あふれる選手たちともにスタイルを研磨し、新たな時代を築いてきた。
しかし同メディアによると、エドゥ氏はアーセナルを退団する意向を示し、現在クラブフロントとの話し合いが行われているそうだ。「理由は不明」だという。ニューカッスル・ユナイテッド戦を0-1で落とし、目標だったリーグ制覇が懐疑的になるなか、権力闘争ではないか……という声には、「そんな単純な話ではない」ということだ。同メディアでは、エドゥ氏が自ら退団を希望しているというのだ。
クラブとアルテタのビジョンにあった数々のタレント獲得に成功してきた。サッカー日本代表のDF冨安健洋も含まれ、2021年、イタリア・セリエAのボローニャFCから獲得。2026年6月まで更新された契約延長の交渉にも臨んでいる。
同メディアは「アルテタは大打撃を受ける」と、このあと発足する新体制によっては、これまでのようなサポートを得られなくなるのではないかと見ている。無論それは負傷での離脱が続く冨安の動向にも影響を及ぼしそうだが……。
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まずUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)のインテル・ミラノ戦に向けた記者会見で、アルテタ監督が、もしかすると、この件で質問を受けた場合にはコメントするかもしれないということだ。