欧州メディア、日本代表GK鈴木彩艶を絶賛「ブッフォンの後継者という世界で最も難しい任務をまっとう」
鈴木彩艶。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
セリエAで「いま5本の指に入るキーパーに」。昇格のパルマを支え、12節を終え13位と奮闘。
ベルギー1部シント=トロイデンVVからイタリア・セリエAのパルマ・カルチョ1913に今季移籍したサッカー日本代表のGK鈴木彩艶(Zion SUZUKI)が、ヨーロッパのマーケットの中でより評価を高めている。
ポルトガルメディア『SAPO DESPORTO』は11月14日、「ブッフォンの後継者という世界で最も難しい任務をまっとうしている」と題し、鈴木のイタリアでの活躍ぶりを紹介している。
浦和レッズで育ち、マンチェスター・ユナイテッドからオファーを受けたことなど鈴木の経歴などを伝える。そして2023年までパルマでプレーしたジャンルイジ・ブッフォンの名前を挙げて、「世界サッカー史上最高のゴールキーパーの一人であり、パルマの生ける伝説ブッフォンの後継者を務めるという、キャリアの中でも最も困難な任務の一つのためにやって来た」と伝えている。
そしてパルマで今季リーグ11試合に出場し15失点を喫しているものの、「73パーセントのセーブ率と計36本のシュートセーブをしている。ザイオンは23歳以下のベストゴールキーパーの5本の指に入る」と、高く評価している。その一方で、フィードやパスの精度を上げることを課題に挙げている。
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鈴木が帯同している日本代表は今日11月15日21時から、北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第5戦、インドネシア代表と同国の首都ジャカルタで対戦する。