【FC東京】ピーター・クラモフスキー監督の今季限りでの退任決定「近い将来、FC東京がチャンピオンになること、そしてアジアを制覇することを願っています」
FC東京のクラモフスキー監督。写真:岩元大記/(C)Hioroki IWAMOTO
後任は未定。「トロフィーを手にすることはできませんでしたが…」
J1リーグのFC東京は11月19日、ピーター・クラモフスキー監督(Peter Cklamovski)が2024シーズンをもって退任することが決定したと発表した。後任は未定。
クラモフスキー監督は1978年10月16日生まれ、オーストラリア出身。指導者としてオーストラリアAリーグ各クラブのコーチを経て、オーストラリア代表アシスタントコーチ、U-17オーストラリア代表監督、横浜F・マリノスヘッドコーチを経て、清水エスパルス、モンテディオ山形の監督を経て、2023年6月からFC東京を率いてきた。
クラモフスキー監督は次のようにコメントしている。
「いつもFC東京を応援していただき、ありがとうございます。私がここで皆さまとともに過ごした期間、トロフィーを手にすることはできませんでしたが、私たち全員が取り組んできたことが、将来成功するための土台を築いたことは確かです。
いつも皆さまのサポートは特別なものと感じていました。近い将来、FC東京がチャンピオンになること、そしてアジアを制覇することを願っています。
すべてを捧げて戦ってくれた選手たち、ありがとう。 そして私を懸命にサポートしてくれたスタッフのみんな、ありがとう。
私をFC東京のファミリーに受け入れてくれた、クラブに関わるすべての方に感謝します。
『眠らない街』をみんなで歌えるよう、あと2試合、ともに戦いましょう! ありがとう東京! 青赤の魂はいつも私の心の中にいます!」
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今季の序盤戦はまずまずのスタートを切った。しかし中心選手だった松木玖生の退団も大きく響いて、シーズン中盤から終盤にかけては勝負どころで勝ち切れず。結局、定位置といえる中位に甘んじた。36節を終えて、勝点51で8位につけている。