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【鹿島】中田浩二FDが今後の体制作りを明かす「監督と一緒にチームを編成していきます」「もう決まっています」「外国選手も今…」

中田浩二氏。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

「もう少し(選手層を)厚くしたい。そこは改善点」

[J1 38節]鹿島 3–1 町田/2024年12月6日14:00/県立カシマサッカースタジアム

 J1リーグ38節、鹿島アントラーズが師岡柊生、樋口雄太、鈴木優磨のゴールで、FC町田ゼルビアに3-1の勝利を収めて、5位で終えた。2018年のAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)以来となるタイトル獲得を目指したなか、6年連続無冠に終わった。

 中田浩二フットボールダイレクター(FD)が試合後にメディア取材に応じた。その主要な一問一答をまとめた。

――町田に3-1の勝利。今季最終戦は良い試合でした。

「選手の頑張りであり、最後にしっかり結果を出してくれたので良かったです」

――ここから来年、どんなチームにしていきたいですか?

いい終わり方はできましたけれど、(目標である)タイトルは獲れなかったので、来年タイトルを獲るために、気持ちを改めてやっていくだけです」

――来シーズンの監督は……?

「今、ここで何も言わなくても……書かれるからね……。『何も決まっていない』と言っても書かれるから。前回の取材を受けた時、何も言っていないのに『確定』と書かれるから、もう何も言えないじゃないですか(苦笑)」

――でも、決まっていないわけではない!?

そこは『ご想像にお任せします』としか言えません。前回(の取材)はシーズン中だったので何も(具体的には)言えませんでしたが、シーズンが終わり、来年、監督がいませんということはさすがにないですから……頑張ります(苦笑)」

――年内には発表できる?

ご想像にお任せします(苦笑)」

――主力にケガ人が出て、選手層の面で大変だったのでは?

もう少し(選手層を)厚くしたいと思いますし、残念ながらACL(AFCアジア・チャンピオンズリーグ)の出場権を掴めず、シーズンの最後のほうは中後監督をはじめ、コーチングスタッフに負担をかけてしまったので、そこは来季に向けての改善点です。

 今日も正直に言いますと、ちょうど18人程しか戦える選手がいなくて、ギリギリでした。そういう意味では、もう少し厚くしたいなと思います」

――チーム編成は初めての経験だが、何をいちばん重視したい?

「そこは分かりません。まあ……、監督はもう決まっています。誰とは言えませんが。近日中に発表できると思います。監督と一緒にチーム編成をしていきますから。外国籍選手も今、いろいろと検討しています」

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――中田浩二カラーみたいなものが出る?

「いや、俺のカラーを出してもしようがないでしょ? そこは鹿島としてどう戦ってい くか。そこが大事ですから」