マンC グアルディオラ監督に退任の可能性浮上、「否定はできない」と『スカイ』が報じる
マンチェスター・シティのグアルディオラ監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
現地関係者の情報によると、「辞任」はないというが…。
イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティは12月16日(現地15日)、ホームのエティハドスタジアムでのマンチェスター・ユナイテッドとのダービーにて、88分からの2失点で1-2の大逆転負けを喫した。選手・スタッフにとって、メンタル的にもより大きなダメージを受ける一敗となった。
前人未踏の5連覇を目指すプレミアリーグは現在5位に低迷。さらにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)も22位(9-24位がプレーオフ進出)と、リーグフェーズでの敗退危機に瀕している。
そうしたなか『スカイ』は12月17日(現地16日)、現地での関係者の情報として、マンチェスター・Cのスペイン人ジョゼップ・グアルディオラ監督は今のところ「辞任は考えていない」と伝えている。2027年まで契約を更新したばかりであり、チームの現状からの改善に全力を尽くすことしか考えていないという。
一方で、「退団が早まる可能性は否定できない」とも付け加える。
グアルディオラ監督にとって重要なのは「シティ幹部とザーイド・ビン=スルターン・アール=ナヒヤーン首長からの惜しみないサポートだ」と、実質オーナーとも言えるアラブ首長国連邦(UAE)首長の名前を挙げる。万が一、どこかで亀裂が入れば……。このまま成績を残せずにいた場合、そんな懸念とリスクは残るということだ。
とはいえ、その実績を踏まえれば、その能力を疑う人は誰もいない。ロドリの負傷離脱とともに失速したシティだが……。今のところ、指揮官とクラブの結束は揺るがずにいるということだ。
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マンチェスター・シティは次戦12月21日、2ポイント差の6位につけるアストン・ビラFCとアウェーで対戦する。