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ジダンの監督復帰は「2チームのみ」、レアル・マドリードと…。プレミアリーグはなし

ジネディーヌ・ジダン氏。 (Photo by Hector Vivas/Getty Images)

バイエルンや中東からもラブコールがあったが…。

 指揮官として3年以上フリーの身にある元フランス代表のジネディーヌ・ジダン氏(Zinedine Zidane)だが、このあと現場に復帰する場合は、フランス代表、あるいはレアル・マドリード――この2チームのみしか考えていないということだ。

 2021年6月までレアル・マドリードを率いたジダン氏は、フランス代表のディディエ・デシャン監督の後任の最有力候補と言われてきた。ただ前回カタール・ワールドカップ(W杯)でのフランス代表の準優勝により、その手腕を改めて評価されたデシャン監督が、そのあとのドイツEURO、さらに北中米W杯まで契約を延長した。

 絶大なるカリスマであり、若手の思い切った登用なども光るジダン氏に、これまで古巣のFCジロンダン・ボルドー、ユベントスFC、さらにはバイエルン・ミュンヘン、中東のクラブなども招へいに動いてきた。しかしフランスの闘将は静観を保ち続けた。

 そして『フットボール・フランス』によると、『マルカ』が12月23日に「ジズーはデシャンの後任として、2026年のW杯(あるいは予選敗退した場合)に備えて準備している」とレポート。今もなおフランス代表での指揮を第一希望と考えているという。

 一方、レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督も今季限りでの退任が囁かれる。その後任候補としても、すでに二度白い巨人を率いているジズーの名前は浮上してきた。ただマドリードはドイツ・ブンデスリーガ1部バイエル・レバークーゼンを率いるシャビ・アロンソ監督との交渉を、まず優先するだろうと言われる。

 そうした状況を踏まえると、様々な条件が合致した場合に、マドリード復帰もあり得る――というオプションと捉えられている。

 選択肢はフランス代表、あるいはレアル・マドリードの二択。いずれにせよ、複数クラブから接触があったと言われるイングランド・プレミアリーグに行くこともないという。

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 とはいえ、そろそろジダンがピッチサイドに立つ姿を見たいところだ!