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【移籍】悔恨否定、為田大貴の加入で小川大貴「誰も気にしてない」

ジュビロ磐田のエンブレム。(C)SAKANOWA

加入決定時に「悪い印象をお持ちの方も多いと思います…」。

 J2リーグへ降格したジュビロ磐田は12月28日、セレッソ大阪に所属していたMF為田大貴(Hirotaka TAMEDA)を獲得したと発表した。

 一時は優勝争いにも加わっていたC大阪で、2024シーズンはリーグ32試合・2得点・1アシスト(スタメン19試合)など公式戦通算37試合・3得点・1アシスト(同23試合)を記録。31歳になった運動量ある技巧派アタッカーは、大分トリニータ、アビスパ福岡、ジェフユナイテッド市原・千葉に続き、J2カテゴリーでの戦いを選択した。

 為田は磐田を通じて「こんにちは、セレッソ大阪から移籍してきました為田です。悪い印象をお持ちの方も多いと思います。しかしチームのためにハードワークし、アグレッシブにチームの新たな歴史に貢献したいと思います。最高の景色をみんなで見にいきましょう。よろしくお願いします」とコメントした。

 この”悪い印象”だが、2022シーズン、当時磐田でプレーしていた小川大貴(Daiki OGAWA、2024シーズンは千葉でプレー)が為田から危険なタックルを受けて、長期にわたる負傷離脱を余儀なくされている。小川は磐田と契約満了を迎えて来季の松本山雅FCへの移籍が決まっていて、そういった背景もあり、SNS上では「素直に応援できない」などの投稿も見られた。

 そうしたなか小川は同日、自身のエックス(@tanukitikun50)で、「おれのやつかな? 違ったら恥ずかしいけど誰も気にしてないので、ジュビロの為に頑張ってください」とエールを贈っている。より大きなケガを乗り越えている小川だが、悔恨は一切ないということだ。

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 磐田をJ1へと導く――。為田に託されたミッションは唯一無二、その達成のため、小川の分までハードワークすることが求められる。