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【移籍】バイエルンが日本代表GK鈴木彩艶の獲得へ真剣に“調査”「スカウトが何度もイタリアを訪れている」

鈴木彩艶。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

24歳のイタリア人守護神も候補か。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部バイエルン・ミュンヘンがイタリア・セリエAのパルマ・カルチョ1913に所属するサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)GK鈴木彩艶(Zion SUZUKI)の獲得を検討していると噂が立ったが、実際、スカウト陣が現地で何度か視察に訪れているということだ。ドイツとヨーロッパでの覇権奪回を目指すドイツのメガクラブは、日本の守護神獲得を一つの選択肢として、どうやら真剣に考えているようだ。

『カルチョ・メルカート』は1月8日、「バイエルン、ノイアーの後継者として鈴木を調査」と題したレポートを掲載した。ドイツ代表から退いた39歳の守護神マヌエル・ノイアーの後継者として鈴木をリストアップ。「最近もバイエルンのスカウトがイタリアに来ていた」「セリエA初の日本人GKであるスズキをチェックするため、何度もタルディーニ(パルマのスタジアム)を訪れている。1月の移籍はなさそうだが、夏に獲得に乗り出すか検討されている」と、具体的な動きがあると伝える。

 しかしバイエルンのスタウトスタッフが注目しているのは鈴木のみではない。同メディアは「ノイアーの後釜となりそうな複数人の選手をモニタリングしている。まだ評価段階であり、スカウトたちは夏のターゲット候補を特定するため(イタリアを含め)ヨーロッパ中を飛び回っている」と、あくまでもリストアップされたメンバーの一人だと強調している。

 また同メディアは、アタランタBCの24歳になるマルコ・カルネセッキ(Marco Carnesecchi)をはじめ、ASローマのセルビア代表ミレ・スヴィラール(Mile Svilar)、ACミランのフランス代表マイク・メニャン(Mike Maignan)も名前を挙げる。この3人について「バイエルンから要注目のタレントのはずだ」と、おそらくリストアップされていると予想している。

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 浦和レッズ、シント=トロイデンVVを経て、今季2024-25シーズン、パルマへと移籍した。日本の守護神が一気にビッグクラブへと突き抜けていくのだろうか。実現すれば、伊藤洋輝(Hiroki ITO)とチームメイトにもなる。