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【移籍】元 浦和、新潟のレオナルドが「中国代表」を目指す。上海海港と契約合意、年俸は…。エースのウー・レイ負傷で緊急補強

浦和でのレオナルド。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

昨シーズンは中国1部29試合・21ゴールを記録。

 Jリーグの浦和レッズ、アルビレックス新潟で活躍し、2024年は中国1部浙江職業でプレーしたブラジル人FWレオナルド(Leonardo、莱昂纳多)が今冬の移籍マーケットで、同リーグの上海海港に移籍することが濃厚となった。現地メディアは1月14日までに契約合意に至ったと報じている。

 レオナルドの保有権は山東泰山が持ち、2021年から4クラブでレンタル移籍を続けてきた。そうしたなか、上海海港は中国代表のエースでもあったウー・レイがヒザの負傷を抱えていて、同国メディアは手術を受ける決断をしたと報じている。オスカルも退団したなか、新たなストライカーを求め、昨季リーグ29試合・21ゴールを記録した27歳のストライカーに白羽の矢を立てたということだ。

 また『ウェイボ』では、レオナルドはブラジルでのインタビューを引用し、滞在期間5年の条件を満たせば、中国代表入りを目指すため帰化する考えがあるとも伝えている。最短では、来年の北中米ワールドカップ(W杯)が終わったあと(あるいは前!?)が目処になると見ているが、もしも実現すれば、日本代表にとっても脅威の存在になることは間違いない。

 レオナルドは上海海港とすでに合意に至っていて、年俸は150万ドル(約2億3000万円)と見られるという。

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 上海海港はAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリートに出場中で、2月11日に日本でヴィッセル神戸、19日に上海で横浜F・マリノスと対戦する。