楽天モバイル、中3・高1の3人不正アクセス&転売事件。堀江貴文氏「総務省も良くない」、その理由とは!?
ホリエモンこと堀江貴文氏。(C)SAKANOWA
一つのIDで15回線まで契約可能、「案の定、使われていた」。
楽天モバイルのシステムに不正ログインし、不当に通信回線を契約していたとして、2月27日までに、滋賀県と東京都の中学3年生、岐阜県の高校1年生の3人が不正アクセス禁止法違反などで逮捕された。
中学生は14歳と15歳、高校生も16歳という未成年がオンラインゲームで知り合い、自作のプログラムやAIを活用。不正に手に入れたIDを使って回線を転売し、750万円相当の仮想通貨を得ていた疑いが持たれているという。
実業家の堀江貴文氏は同日、ユーチューブの『ホリエモンチャンネル』でこの件について解説。『ホリエモバイル』を展開していることから業界の専門性も把握している立場として、「楽天モバイルは今、なりふり構わぬ営業攻勢を仕掛けている」として、一つのIDから15回線まで契約可能な点を突かれたと指摘している。
他キャリアは5回線までにとどめており、堀江氏も不正に使われるのではないかと危惧していて、「案の定、使われていた」と見る。その回線の転売先として、現在話題となっている“詐欺”で活用されているのではないか……ということだ。
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そしてオンラインカジノのように、プラットフォームで大々的に紹介されていると、罪の意識なくその世界に触れようとする人が出てくると考える。そのため“大元”にも責任があるとして、「1アカウント15回線を認めていた総務省も良くない。ちゃんと厳しく指導しましょう」と、総務省の責任にも言及していた。