【鹿島】レオ・セアラが浦和戦へ「このホームで戦うのは難しいはず。自分も経験してきた」

柏戦でハットトリック達成も、「まだまだ自分の力を見せられずにいる」。

[J1 6節] 鹿島 – 浦和/2025年3月16日14:00/県立カシマサッカースタジアム

　J1リーグ 鹿島アントラーズが3月16日、ホームで浦和レッズと対戦する。チームは現在4連勝中で、J1リーグ最長となるホーム26試合無敗への記録更新もかかる。

　直近の柏レイソルとの上位対決では、レオ・セアラがハットトリックを達成し、3-1の勝利を収めた。今季これまでリーグ5試合に出場し、リーグトップとなる通算5ゴールを記録。浦和戦では“再爆発”が期待される。

　ブラジル人ストライカーは柏戦のあと浦和戦に向けて、「相手にとって鹿島のホームで戦うのはすごく難しいと思います。そこは自分も経験しています。今度は自分たちの力に変えていきたいです」と楽しみにしていた。

　とにかく、まず鹿島の勝利を追求する。

「シーズン前のトレーニングマッチで点を取っていましたが、まだまだ自分の力を見せられずにいると感じていました。小さなケガもあり、思うような結果を出せずにいましたが、今、少しずつ結果が伴うようになってきました。これを継続していくことが大事だと感じます」

　ここからさらにチームも、セアラ自身も良くなっていく。そうした伸びしろも、シーズンを戦いながら感じられている。

「新しく鬼木監督になりサッカーが変わりましたし、私のように新加入の選手もいます。最初から全てが上手くいくというのは難しいけれど、少しずつチームは成長していると感じます。まだまだ修正すべき点はありますが、そこを突き詰めていくことで、さらに成長したいと思います」

関連記事>>【浦和】鹿島とのクラシコへ スコルジャ監督「笛が鳴る前のロッカーで勝敗が付く」、レッズのキーマンに二人を挙げる。鈴木優磨＆レオ・セアラ「脅威は二人だけではない」

　浦和とのJリーグクラシコは過去3年、6試合連続で引き分けている。レオ・セアラが決着をつける一撃を突き刺す。あるいは再びドッペルパック、さらにはハットトリックなるか――。