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【浦和】前田直輝が広島、本間至恩がC大阪へ移籍「覚悟を持ち30番を着けたことに偽りはありません。ただ…」

前田直輝。写真:石橋俊治/(C)Toshiharu ISHIBASHI

本間「埼スタで皆さんに自分のプレーをもっと見てもらいたかったのですが、力不足でそれは叶いませんでした」

 J1リーグの浦和レッズは3月27日、前田直輝(Naoki MAEDA)がサンフレッチェ広島へ完全移籍、本間至恩(Shion HONMA)がセレッソ大阪へ期限付き移籍すると発表した。本間は今季末までのレンタルで、期間中は浦和との全ての公式戦に出場できない。

 いずれも原口元気の復帰、マテウス・サヴィオや松本泰志の獲得、ケガなどの影響もあり出場機会を得られずにいた。前田は昨季24試合・2得点を記録。興梠慎三のつけた30番を継承した今季、これまでリーグ3試合のみの出場となっていた。

 またベルギーから復帰した本間だが、昨季はリーグ3試合に出場。今季は出場機会を得られずにいた。

 二人はそれぞれ、次のようにコメントしている。

前田直輝
「このたび、サンフレッチェ広島に完全移籍することになりました。今年、覚悟を持って30番を着けさせてもらったことに偽りはありません。ただ、結果的に裏切ってしまったことも事実です。

 プレーヤーとして、難しい立ち位置だった。それがこの決断にいたった一番の理由です。小さい頃から身近にあり、憧れのエンブレムを着けての1年間。 とても幸せで、成長できたと思っています。

 また、ピッチでお会いできるのを楽しみに僕も成長していきます。 短い間でしたがありがとうございました」

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本間至恩
「このたび、セレッソ大阪に期限付き移籍することが決まりました。埼スタで皆さんに自分のプレーをもっと見てもらいたかったのですが、力不足でそれは叶いませんでした。浦和レッズを応援する皆さん、そして自分のユニフォームを着て応援してくださった皆さんには、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 これから残りのシーズンは新しい環境に身を置き、成長できるように頑張ってきます。引き続き応援よろしくお願いします」