サウジ有力!? ケヴィン・デ・ブライネが今季限りでのマンC退団を発表
ケヴィン・デ・ブライネが自身のSNSで、今季限りでのマンチェスター・シティ退団を発表した。※インスタグラム(@kevindebruyne)より
MLSのクラブも獲得に動く。
イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティに所属するベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネ(Kevin De Bruyn)が4月4日、エックスやインスタグラムといった自身のSNSアカウントで、契約満了を迎える今季2024-25シーズン限りでシティを退団すると発表した。
ドイツ・ブンデスリーガ1部VfLヴォルティスブルクから2015年にシティに加入したデ・ブライネは現在33歳に。これまでプレミアリーグ6度の優勝、2022-23シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)など、16の主要タイトル獲得に貢献してきた。マンチェスター・Cでは通算413試合・106ゴールを記録している。
一方、近年はケガにも苦しみ、今季の出場は19試合にとどまっていた。
デ・ブライネは次のようなメッセージを伝えている。
「どんな物語にも終わりはあるが、間違いなく最高の章でした」
「サッカーが私を皆さんのいるこの街へ導いてくれました。夢を追いかけて来ましたが、この時間が、ここまで私の人生を変えるとも思いもしませんでした」
「この街、このクラブ、皆さんが私に全てを与えてくれました。私は全てを返したい、というそれだけを常に選んできました。そして、どうなったと思いますか? 私たちは全てを勝ち取ることができたのです」
「ここはいつまでも私たちの故郷です。この10年間の旅へ、街、クラブ、スタッフ、チームメイト、友人、家族にいくら感謝しても足りません」
そのようにデ・ブライネは感謝を伝えている。
シティでは、クラブ最多となるプレミアリーグ117アシストを記録。これはマンチェスター・ユナイテッドでプレーしたライアン・ギグスの162アシストに次ぐ。2019-20シーズンの20アシストは、2002-03シーズンに記録したティエリ・アンリと並ぶ。
プレミアリーグのシーズン最優秀選手賞は、2019-20、2021-22シーズンと二度受賞。これも同リーグ最多タイだ。
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昨年夏にサウジアラビアからオファーが届いた際、『BBC』によるとデ・ブライネは「全てがオープンだ」と語っていたという。“否定”はしなかっただけに、サウジアラビ行きが、現在も有力視される一つだ。他にMLS(メジャーリーグサッカー)のクラブも獲得に乗り出していると言われる。