【浦和 1-0 広島】サヴィオ→金子拓郎、約100㍍のスーパー長距離カウンター炸裂!
浦和の金子拓郎。写真:石橋俊治/(C)Toshiharu ISHIBASHI
日本代表GK大迫敬介を振り切り左足で決める。
[J1リーグ 12節] 浦和 1-0 広島/2025年4月25日19:33/埼玉スタジアム
J1リーグ12節、浦和レッズ – サンフレッチェ広島戦、浦和が自陣ゴールラインからカウンターを発動させ、マテウス・サヴィオのパスを相手ゴール前まで駆け上がった金子拓郎が決めて、約100メートルの長距離カウンターを完結させた。
この試合、広島のミヒャエル・スキッベ監督が審判への発言により2試合ベンチ入り停止の処分を受け、迫井深也ヘッドコーチが指揮を執った。
立ち上がりは互いに潰し合いが続き、なかなかチャンスを作れない展開に。するとスコアレスで迎えた57分、広島のコーナーキックから自陣ゴールライン付近でマテウス・サヴィオがボールをキープしてカウンターを発動。快足が武器のルーキー中村草太と競り合いながらも敵陣まで持ち込み、スルーパスを放つ。
同じく自陣から快足を飛ばした金子が日本代表GK大迫敬介を振り切り、左足でシュートを突き刺す。これが決勝点になった。
金子はこれが嬉しい今季初ゴールに。マテウス→金子の両翼から得点も生まれ、浦和にとっては収穫となった。
原口元気、関根貴大を投入したあと、6バック気味になったが、むしろゴール前をより固める形になり、1-0で逃げ切ってみせた。
浦和は4月13日のFC町田ゼルビア戦(〇2-0)以来の無失点勝利に。リーグ4連勝で勝点22に伸ばし、首位の京都サンガF.C.と2ポイント差の3位となった(2位は同勝点の鹿島アントラーズ)。
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ホーム5連戦中の浦和は、5月3日に東京ヴェルディ、6日にガンバ大阪と埼スタで対戦する。