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【移籍】ヴィルツがバイエルンと合意報道「あとは今夏か来年の夏か」

レバークーゼンのヴィルツ。写真:ロイター/アフロ

しかし、クラブ間の交渉はまだ行われていない。

  ドイツ・ブンデスリーガ1部FCバイエルン・ミュンヘンが、バイエル・レバークーゼンのドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ(Florian Wirtz)の獲得で合意? ドイツではその情報が飛び交い、話題を集めている。

 ブンデスリーガはあと2節を残し、バイエルンの2シーズンぶりのリーグ優勝が決定した。さらに5月8日には昨季2冠を達成したレバークーゼンを率いていたシャビ・アロンソ監督の今季限りでの退団が発表され、古巣であるスペイン1部レアル・マドリードの新指揮官就任が決定的となった。

 シャビ・アロンソ監督のもと急激に躍進を遂げた21歳のドイツ代表ヴィルツだが、家族の想いもあり、バイエルンでのプレーを希望していると言われてきた。そうしたなかバイエルン & ジャーマニー( @iMiaSanMia)は、『ビルド』などの記者の情報として、ヴィルツはバイエルンに移籍することで「合意」に達していると報じた。

 その時期が今夏、あるいは来年の夏になるかがテーマだという。ヴィルツとレバークーゼンの契約は2027年6月まで。バイエルンは1億ユーロ(約163億円)の移籍金を準備し、その額が1年後の2026年6月になると減額される。

 これに対して、『スカイ』のフロリアン・プレッテンベルク氏(@Plettigoal)は5月10日、「この夏か、来年の夏かを問わず、家族を含めたヴィルツ側とバイエルンは以前から原則合意に達していた」と強調した。バイエルンに移籍した場合、ヴィルツの年俸は2000万ユーロ(約32億円)から2500万ユーロ(約40億円)になるそうだ。

 しかし、バイエルンとレバークーゼンの交渉はまだ行われていない。ヴィルツもレバークーゼンに移籍や退団を希望する意向は伝えていないと見られるという。マンチェスター・シティなどもヴィルツ獲得を希望していると言われ、この「原則合意」がどれだけ効力があるのかは気になるところだ。

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 バイエルンは今日ボルシア・メンヒェングラートバッハと今季ホーム最終戦に臨み(板倉滉は欠場)、レバークーゼンは明日同じくホーム最終戦でボルシア・ドルトムントと対戦する。