【移籍】リバプールがヴィルツ争奪戦に加わる「代理人と接触。プレミアリーグに挑戦する場合は…」
レバークーゼンのヴィルツ。写真:ロイター/アフロ
バイエルンと“基本合意”とも言われるなか。
リバプールがヴィルツ獲得合戦に参戦へ――。
その動向が注目を集めているドイツ・ブンデスリーガ1部バイエル・レバークーゼンのドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ(Florian Wirtz)だが、イングランド・プレミアリーグのリバプールFCが争奪戦に加わった。
『ジ・アスレチック』は5月15日、リバプールがヴィルツの代理人(仲介人)である父親と接触。マンチェスター・シティも獲得を目指していると言われるなか、本人がプレミアリーグに挑戦する意向であれば、オファーを出したいと意向を示したと報じた。
一方、21歳のヴィルツ側は、今季ブンデスリーガのタイトル奪還を果たしたバイエルン・ミュンヘンでのプレーを希望しているとも言われる。2027年6月までレバークーゼンと契約を結んでいるなか、基本的には移籍に“合意”に達していて、今夏あるいは来年の夏にも移籍が実現するのではないかと噂されてきた。
ネックなのは、バイエルンの2列目はタレントが豊富な点だろう。とりわけドイツ代表のチームメイトでもあるジャマル・ムシアラとはタイプやポジションも被ってくるため、そのあたりのマネジメントができるかどうか。ユリアン・ナーゲルスマン監督率いるドイツ代表では、ヴィルツが右サイドやトップ下、ムシアラは左MFを担っている。
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また、プレミアリーグの高い強度に対応できるかも未知数ではある。とはいえ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16でパリ・サンジェルマンに屈したリバプールにとって、ヴィルツのようなタイプがセンターハーフに加われば、さらにパワーアップする可能性は高まる。