小泉進次郎氏の農水大臣就任、ホリエモンが「選挙に強いから農協改革できる」と語る理由とは?
堀江貴文さん。(C)SAKANOWA
ユーチューブ『ホリエモンチャンネル』で「政治が農業を改革できないのは、なぜかと言うと…」。
米を買ったことがない発言を発端に辞任した江藤拓氏に代わり、小泉進次郎氏が新たな農林水産大臣に就任したことを受けて、実業家のホリエモンこと堀江貴文氏が5月21日、ユーチューブの『ホリエモンチャンネル』で「辞表提出した江藤農相の後任に小泉進次郎氏を起用する件について解説します」と題した動画を公開し、数時間で11万人以上が視聴するなど注目を集めている。
賛否飛び交う小泉氏の農水大臣就任だが、堀江氏は自民党の自民党農林部会長を2015年から2017年まで二期務めて、農協改革に着手した点を評価する。
もちろん一方で、そのあたりが上手くいかなかったために、現在の約2年で倍以上と急激に値上がりした米価にも影響を及ぼしているとも言われる。
また、「実質的に農家から搾取する巨大組織になってしまった」という農協だが、独占禁止法の適用外になっている。そのため価格カルテルも可能であるというのだ。
ただホリエモンは、小泉新大臣が「選挙に強い」ことで、農業・農協改革を推進できると期待する。
その理由とは!?
「もちろん小泉純一郎という親の七光りはありますが、何より選挙に強い。政治が農業を改革できないのは、なぜかと言うと、ほぼ全ての選挙区に農家がいるから。統一教会の問題と共通して、僅少の何百票(あるいは何十票)という票が、当落線上にいる議員にとっては大事になる。そこで当落が決まってしまう。
しかし、小泉進次郎は全く関係ない。
だから彼は日本の癌の一つである農業改革に打ってつけの人材なんです」
そのように大局を見られるはずだと期待を寄せていた。
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とはいえ減反政策により、結局、米が不足しているというのは政治の失策と言える状況になりつつある。農水省は実際には米不足ではない、としているのだが、では農協に問題があるのか……。小泉新農林大臣が、一気に農協にメスを入れるのか!? その一挙手一投足に注目が集まる。