浦和との対戦は!? モドリッチがクラブW杯でのレアル・マドリード退団を発表! 久保建英のソシエダと今週末にラ・リーガ最終戦

28のタイトル獲得はレアル史上最多。

　スペイン1部 レアル・マドリードは現地5月22日、クロアチア代表MFルカ・モドリッチ（Luka Modric）が今季限りで退団すると発表した。6月14日からアメリカで開催されるクラブ・ワールドカップ（クラブW杯）がレアルでプレーする最後の大会となる。

　クラブは公式サイトで、「レアル・マドリードのキャプテンであるルカ・モドリッチは、6月18日（レアルの初戦）からアメリカで行われるクラブW杯をもって一つの時代を終えることで合意に達した」と発表した。

　2012年にレアル・マドリードに加入したモドリッチは、実に13シーズンで計28のタイトル獲得に貢献した。内訳はUEFAチャンピオンズリーグ（CL）6回、クラブW杯6回、UEFAスーパーカップ5回、ラ・リーガ4回、コパ・デル・レイ2回、スペインスーパーカップ5回。スーパーカップを除くと、主要18個のタイトル獲得となる。

　CL6回優勝は過去に5選手しかおらず、その一人に。レアル・マドリードの創設から123年の歴史の中で、最多のタイトルを手にした選手になる。

　レアル・マドリードでの公式戦通算は590試合・43得点。その中で、バロンドールとクラブW杯のゴールデンボールを獲得している。クロアチア代表としても同国最多186試合に出場している。

　レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長は「ルカ・モドリッチは全てのマドリディスタたちにとって唯一無二の模範であり、レアル・マドリードの価値観の象徴となってきた選手。マドリディスモのみならず、世界中のあらゆるファンを魅了してきました」とコメントし、その活躍を称賛している。

　9月で40歳になるレジェンドは、今週末に久保建英の所属するレアル・ソシエダとホームのサンチアゴ・ベルナベウで今季最終戦に臨む。試合後には惜別のセレモニーも予定されている。

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　クラブW杯では、グループステージで浦和はE組、レアル・マドリードはH組に入っている。両者が勝ち上がった場合、ノックアウトステージの準々決勝で対戦する。