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【鹿島】鈴木優磨「相手のほうが勝ちたい気持ちが強かった」。最下位の横浜FMに1-3、「ツケが回ってきた」と敗戦を受け止める

鈴木優磨。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA

7連勝でストップ、10試合ぶりの複数失点も「いつ取られてもおかしくないゲームが続いていた」。

[J1 18節] 横浜FM 3-1 鹿島/2025年5月25日14:03/日産スタジアム

 J1リーグ18節、首位の鹿島アントラーズはレオ・セアラが今季リーグトップとなる通算10ゴールを決めたものの、最下位の横浜F・マリノスに1-3で敗れた。鹿島は7連勝でストップ。2位柏レイソルとは3ポイント、3位サンフレッチェ広島とは5ポイントと差が縮んだ。

 4-2-3-1の左MFで先発し、前線の様々な役割をこなしてフル出場した鈴木優磨は試合後、「相手のほうが勝ちたい気持ちが強かったです。今日は試合の立ち上がりから、気持ちが入っていました」と、勝利に対する気迫で横浜FMに上回られたと、この敗戦を正面から受け止めていた。

 崩されての3失点――。ホーム不敗記録が止まった4月6日の京都サンガF.C.戦以来、実に公式戦10試合ぶりとなる複数失点を喫した。

 ただ鈴木は「いつ取られてもおかしくないゲームが続いていたので、ツケが回ってきたなと思います」と、必然の負けだと捉えていた。

「決して油断はしていませんでした。ただ7連勝している、という気持ちがどこかにあったのかなとも思います」

 現状に満足しているつもりは誰もないが、このまま上手く行ければ……と思った瞬間には足もとをすくわれ負けてしまう。そんな厳しい戦いの中に身を置いていると、改めて痛感させられる一敗になった。

「もう一度自分たちが目指す場所、やらなければいけない戦いを再認識させられたと思うので、しっかり準備して、アウェー2試合に勝てるように頑張ります」

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 勝利への気迫や執念、試合に向かう最もベースであり大事なところ。鈴木はそこでまず上回ることの大切さを、自らにも言い聞かせていた。

Posted by 塚越始