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【移籍】リバプールのガクポも候補に加わる。三笘薫、レオン…バイエルンが「左ウイング」補強で交渉中

三笘薫 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

アーセナルも三笘を狙う――。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部FCバイエルン・ミュンヘンが6月のクラブ・ワールドカップ(クラブW杯)さらに来季を見据えて、「左ウイング」の補強を検討している。

 これまでブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCの日本代表FW三笘薫(Kaoru MITOMA)、さらにACミランのポルトガル代表FWラファエル・レオン(Rafael Leao)がリストアップされ交渉も行われていると報じられてきた。さらにイングランド・プレミアリーグのリバプールFCのオランダ代表FWコーディ・ガクポ(Cody Gakpo)もリストアップされたというのだ。

『スカイ』は5月27日、この3人の今季成績とバイエルとの交渉の進展状況などを伝えている。

 ガクポは今季プレミアリーグで35試合・10ゴール・4アシストを記録。左ウイングに加え、センターフォワードでもプレーしている点が、バイエルンにとって魅力に映りそうだ。しかもバイエルンはPSVアイントホーフェン時代から、このアタッカーをチェックしてきた。

 一方、三笘は今季プレミアリーグで36試合・10得点・4アシストを記録。バイエルンは三笘サイドとすでに交渉中で、三笘はバイエルンでのプレーに前向きだという。またアーセナルFCが興味を持っていることにも触れている。

 ガクポ、三笘の推定市場価格は5000万ユーロ(約81億円)。年齢はガクポが26歳、三笘が28歳だ。

 また、ラファエル・レオンはセリエAで今季34試合・8得点・8アシストを記録。代理人のホルヘ・メンデス氏とマックス・エーベルが良好な関係を築いていて、両者が連絡を取り合っているということだ。25歳のレオンの推定市場価格は7900万ユーロ(約129億円)。

 いずれにせよ、退団が噂されている、レロイ・ザネ(Leroy Sane)、キングスレイ・コマン(Kingsley Coman)、セルジュ・ニャブリ(Serge Gnabry)が実際に移籍することにならなければ、このオペレーションも実行される可能性は低いという。

 特にザネ放出に備えて、三笘らとの交渉が行われているとされる。実際、ザネ退団となれば攻撃力の低下は否めない。

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 様々な事態に備えているのが分かるが、今後、三笘移籍の可能性も一気に高まるか!?