【サッカー日本代表】あと1年、北中米W杯 メンバー26人予想。当落選上は!? 冨安健洋、伊藤洋輝が間に合うかどうかで…
北中米W杯での日本代表メンバー26人予想。4バックがメインになると、最終ラインの顔触れも変わりそう。(C)SAKANOWA
ポイントはフィールド全ポジションのローテーション。森保監督は2列目の“久保に続く存在”を探している様子。
サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)は6月10日にインドネシア代表に勝利を収め、北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選(3次予選)を7勝2分1敗の勝点23、首位で突破した。オーストラリア代表が2位でW杯の切符を獲得。3位サウジアラビア代表、4位インドネシア代表が4次予選(プレーオフ)に回る。
W杯まで、ちょうど1年。W杯に臨む日本代表メンバー26人(2022年のカタールW杯から変更)はどのような顔触れになるか? 勝ち上がっていくためには、フィールドは全ポジションのローテーションが求められ、そのあたりを森保一監督も考慮しながら人選に突入していることが窺える。
現状を整理すると、当落選上にいる選手や課題のポジションが浮かんでくる――。
GK
◎ 鈴木彩艶(パルマ・カルチョ1913)
〇 大迫敬介(サンフレッチェ広島)
〇 谷晃生(FC町田ゼルビア)
※当落選上
前川黛也(ヴィッセル神戸)
早川友基(鹿島アントラーズ)
小久保玲央ブライアン(シント=トロイデンVV)
西川周作(浦和レッズ)
【ゴールキーパー】ケガなどない限りこの3人で確定か。だが谷、大迫と鈴木のレベル差が一気に開きつつあるのは気になる点だ。E-1東アジア選手権での招集が噂されるJ1首位に立つ鹿島の超成長株・早川はダークホースに。
DF
◎ 板倉滉(ボルシア・メンヒェングラートバッハ)
◎ 冨安健洋(アーセナルFC) ※負傷中
◎ 伊藤洋輝(バイエルン・ミュンヘン) ※負傷中
◎ 町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ) ※負傷中
◎ 高井幸大(川崎フロンターレ)
〇 瀬古歩夢(グラスホッパー・チューリッヒ)
〇 長友佑都(FC東京)
※当落選上
菅原由勢(サウサンプトンFC)
中山雄太(FC町田ゼルビア) ※負傷中
渡辺剛(KAAヘント)※負傷中
鈴木淳之介(湘南ベルマーレ)
関根大輝(スタッド・ランス)
荒木隼人(サンフレッチェ広島)
植田直通(鹿島アントラーズ)
谷口彰悟(シント=トロイデンVV)※負傷中
毎熊晟矢(AZアルクマール)
橋岡大樹(ルートン・タウンFC)
酒井宏樹(オークランドFC)
【ディフェンダー】メガクラブに所属する貴重な冨安健洋、伊藤洋輝がいずれもリハビリのため長期離脱中。二人が万全になって戻れるかどうか。また今後4バックがメインになっていけば菅原や守備力の高いSBも重宝される。渡辺、中山にも十分チャンスはある状況。E-1東アジア選手権では、CBの層を厚くすることがテーマになる。荒木、植田……さらに!? 緊急時は、右サイドの強度が担保される酒井の抜擢もあるか。
MF
◎ 三笘薫(ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC)
◎ 久保建英(レアル・ソシエダ)
◎ 鎌田大地(クリスタル・パレス)
◎ 遠藤航(リバプールFC)
◎ 堂安律(SCフライブルク)
◎ 守田英正(スポルティングCP)
◎ 伊東純也(スタッド・ランス)
◎ 田中碧(リーズ・ユナイテッドFC)
◎ 南野拓実(ASモナコ)
〇 中村敬斗(スタッド・ランス)
△佐野海舟(1.FSVマインツ05)
※当落選上
旗手怜央(セルティックFC)
藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)
鈴木唯人(SCフライブルク)
三戸舜介(スパルタ・ロッテルダム)
川村拓夢(レッドブル・ザルツブルク)
佐野航大(NECナイメヘン)
脇坂泰斗(川崎フロンターレ)
伊藤敦樹(KAAヘント)
【ミッドフィルダー】すでに中村敬斗まで10人が、調子を保てれば確定という状況。もちろんケガなどあり得るが、さらにMFを追加する場合、FWやDFの枚数を減らすことになる。佐野海、旗手はまさに当落線上。遠藤&守田とのローテーションを考えると、佐野海が一気に26人枠に加わってきたか。藤田、鈴木、三戸らは所属先での大ブレイクが逆転条件。森保監督はシャドー(トップ下)の“久保に続く存在”を探している様子だ。
FW
◎ 上田綺世(フェイエノールト・ロッテルダム)
◎ 前田大然(セルティックFC)
〇 町野修斗(ホルシュタイン・キール)
△ 浅野拓磨(RCDマジョルカ)
△ 小川航基(NECナイメヘン)
※当落選上
細谷真大(柏レイソル)
大橋祐紀(ブラックバーン・ローバーズ)
佐藤龍之介(ファジアーノ岡山)
俵積田晃太(FC東京)
北野颯太(レッドブル・ザルツブルク)
古橋亨梧(スタッド・レンヌ)
松尾佑介(浦和レッズ)
【フォワード】名波コーチの磐田時代からの“門下生”小川だが、なかなか代表でフィットできずにいる。そのあたりを森保監督がどう判断するか。世界一を狙うならば、(MFも担える)佐藤龍之介や俵積田晃太をはじめ若手の突き上げ、ニューヒーローの登場も必須になる。
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さらには、松木玖生(ギョズテペSK)をはじめ未招集組が、もしかすると……秘密兵器として、W杯本番でいきなり呼ばれるタレントも!?