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【移籍】代表歴なし、プロ2年目の23歳新潟DFがセルティックへ。現地メディアも驚くサクセスストーリー

写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA

ポステコグルー時代から新たな展開へ。稲村隼翔が「潜在的なターゲット」に。

 J1リーグ アルビレックス新潟に所属するDF稲村隼翔(Hayato INAMURA)が今夏の移籍マーケットで、スコットランド1部セルティックFCへ完全移籍する可能性が浮上している。

 現地メディア『ヘラルド・スコットランド』が6月15日、セルティックが稲村の獲得を検討していると報じた。

 稲村は2002年5月6日生まれの23歳。FC東京U-15、前橋育英高校を経て、東洋大学から加入2年目、今季これまで左のセンターバックとしてリーグ13試合に出場している。182センチあるレフティで、これまで年代別を含めて日本代表歴はない。

 地元メディア『デイリー・レコード』はこのほどこの一報を受けて、「驚くべきストーリー」として、稲村のキャリアなどに触れている。

 何よりも「アンジェ・ポステコグルーのもとで大きな成功を収めたセルティックだが、そのあとつながりが途絶えたと思われた日本のマーケットに再び参入するとは驚きだ」と報じている。稲村については「潜在的なターゲット」としているが、セルティックに具体的な動きがあるのは間違いないということだ。

 前田大然、旗手怜央、岩田智輝(現・バーミンガム)……これまではJリーグを知るポステコグルーの目利きで、Jリーグのチャンピオンチームから、日本代表クラスの選手が引き抜かれてきた。

 新たなラインで、稲村のヨーロッパ挑戦は実現するのだろうか!?

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 現地メディアでは、センターバックを主戦場に、左サイドバックもオプションで務められることから、リストアップされていると報じられている。