クリスチアーノ・ロナウドが決心、アル・ナスルと1年または2年の契約更新でサインへ。年俸は「300億円」超えか
アル・ナスルのクリスチアーノ・ロナウド。(C) 2025 Asian Football Confederation (AFC)
最終段階、書類を詳しく精査中。
UEFAネーションズリーグ制覇を成し遂げたポルトガル代表のFWクリスチアーノ・ロナウド(Cristiano RONALDO)が2025-26シーズン、サウジアラビア1部アル・ナスルSCとの契約更新へ最終段階に入っている。最終的な書類の精査を進めていて、問題がなければ、このあとサインに至る。1年または2年契約になる。
エックス(旧ツイッター)のフォロワー数2495万人を超えた移籍情報を専門とするジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ(@FabrizioRomano)氏が6月26日、次のようにレポートした。
「クリスチアーノ・ロナウドがアル・ナスルとの新たな契約にサインする模様。クリスチアーノが望めば2027年6月までの契約も可能。クリスチアーノを引き留めるために、SPL(サウジ・プロフェッショナルリーグ)が想像を絶する動きを見せた」
これまで注目されてきたクリロナの動向だが、ついに決着を迎える。
32チームが出場し4年に一度開催されるという新方式になったアメリカ・クラブ・ワールドカップ(クラブW杯)に出場するため、ロナウドは可能性を探っていると言われていた。しかし6月1日から10日までの特例の移籍マーケットでは、結局、具体的な動きはなかった。
また、ロナウドは5月27日に自身のSNSで「この章は終わった」と発信。アル・ナスル退団をほのめかしていた。
しかし一方、サウジプロリーグとして、ロナウドを引き留めることに集中してきた。クラブW杯出場を望むのであれば、アル・ヒラルでのプレーも推奨していたと言われる。
他に、浦和レッズ、モンテレイCF、チェルシーFC、クラブW杯には出場していないが古巣のスポルティングCPなどが獲得に動いていると噂されてきた。だが、もはやサラリーの額の桁すら大きく異なり、全く敵わなかった。
ロナウドの年俸だが、今年1月の段階では、年俸「2億ユーロ(約338億円)以上」と、『マルカ』で報じられていた。
一方、アル・ナスルのイエロ・スポーツダイレクター(SD)は5月29日の記者会見で、「クリスチアーノ・ロナウドが参加しているのは、サウジアラビア王国にとってのプロジェクト。そこで彼はアル・ナスルを選びました。私たちはロナウドと契約更新に向けた交渉を行っています。神のご加護があれば、私たちは解決策を見出せるはずです」と、交渉中だと強調していた。
中東メディア『SSC』は6月10日、ロナウドがサウジアラビア入りし、間もなく契約更新すると報道。基本的にはその際に伝えられた1年契約、または2年契約になるということだ。
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所属してきた全チームでタイトルを獲得してきた。そのキャリアでいまだタイトルをもたらせずにいるアル・ナスルで、クリスチアーノ・ロナウドが新シーズンは「優勝」にフォーカスして戦っていく。