【横浜FC】リーグ初陣は浦和戦。四方田修平監督と契約解除、三浦文丈コーチが新指揮官に就任
横浜FCのエンブレム (C)SAKANOWA
J1リーグ19位、残留圏まで5ポイント差。
J1リーグの横浜FCは7月23日、四方田修平監督との契約を解除したと発表した。後任には三浦文丈コーチが就任し、同日から指揮を執っている。
四方田前監督は、北海道コンサドーレ札幌でミハイロ・ペトロヴィッチ前監督のもとでコーチを務め、2022年にJ2に降格した横浜FCの監督の就任。チーム最長となる4年半指揮をとった間、二度のJ1昇格を成し遂げてきた。
四方田前監督は次のようにコメントしている。
「横浜FCファンサポーターの皆様、パートナー企業の皆様、いつも温かいご声援をありがとうございます。清水戦後にチームと話し合いクラブを離れることになりました。J1残留という大きな期待の中でなかなか勝点を積み上げられず、今シーズンは皆さんを笑顔にさせられなかったことが大変申し訳なく責任を感じています。連敗を抜け出せなかったのは自分の力不足であったと痛感しています。
これからチームがさらに躍動し、成し遂げられなかったJ1残留を果たしてくれることを心から願っています。このような形でチームを離れることは残念でなりませんが、3年半という長い時間を共に戦ってくださり心からありがとうございました」
一方、三浦新監督は次のように決意を示している。
「横浜FCに関わる全ての皆さま。日頃よりご声援いただき誠にありがとうございます。この度、四方田修平監督の後任として監督に就任させていただきます。この歴史あるクラブで監督をさせていただくことは大変光栄であり、身が引き締まる思いです。四方田監督がこの3年半で残した功績に恥じないよう、自分の持てる全ての力を尽くします。
試合中に選手を後押しする応援がこれからの厳しい試合は重要になってきます。声を枯らしての応援が選手たちを鼓舞し、我々はそれに応えるべく最後のホイッスルが鳴るまであきらめません。
私は今の選手・スタッフとともにこの状況を乗り越え必ずJ1残留を果たし、横浜FCに関わる全ての皆さまと笑顔でシーズンを終えることができるよう毎日の練習から全身全霊で取り組みます。
最後までクラブ一丸となって共に戦いましょう。引き続き横浜FCへのご支援ご声援をよろしくお願いいたします」
横浜FCは現在、勝点19で降格圏の19位に低迷。残留ゾーンの17位の湘南ベルマーレまでは5ポイント差。
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7月25日にはレアル・ソシエダとの親善試合に臨み、そのあと中断期間に突入。三浦新体制の公式戦初戦、8月9日にはホームでJ1リーグ25節、浦和レッズと対戦する。