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FCバルセロナ急転、来日へ! 楽天が全額支払う、7/27ヴィッセル神戸と予定通り試合開催。スペインメディアが報じる

2023年の一戦。古巣バルセロナ戦に挑む神戸のイニエスタ。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

木曜日午後または金曜日に出発。『ムンド・デポルティボ』『スポルト』が発表。

 スペイン1部FCバルセロナは7月24日、重大な契約違反が確認されたため、27日に予定されていたヴィッセル神戸とのノエビアスタジアム神戸での試合をキャンセルしたと一旦発表した。しかし同日、『スポルト』『ムンド・デポルティボ』は一転して、楽天が契約されていた支払いを補填したことで、バルサの来日が改めて決定したと報じた。

『スポルト』によると、チケット販売のプラットフォームでもあった楽天(楽天チケット)がギャランティをカバーすることで、契約金の問題がクリアされたという。それによって、日本へのツアーが再び「アクティブ化」されたということだ。

 ただしチームは24日午前中のトレーニングを実施。選手たちは改めて荷物をまとめるため、出発は当初の予定から変更されて、木曜日の午後、あるいは1日遅れの金曜日の同じ日程になる可能性があると伝えている。

『スポルト』によると、当初、アジアツアーの共同主催者となっていた韓国のD-DRIVE社のハム・スル代表が24日、一方の主催者であるヤスダグループ社の支払い未納、虚偽の書類が繰り返し提出されるなど詐欺行為があったと声明。そのためバルサの日本へのツアーが中止、韓国行きについては可能性が残されたと発表していた。

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 ひとまず日本ツアーの実現に多くの関係者が胸を撫でおろしているに違いない。