「1.30」Jリーグ勢2018初陣、柏がACL POでムアントンを迎え撃つ!世界への第一歩――
中谷進之介が掲げた「柏から世界へ」。その第一歩を刻む。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
スタジアム名称が「三協フロンテア柏スタジアム」に変更。練習試合では江坂2発など、12ゴールを奪う。
柏レイソルが1月30日、Jリーグ全チームの先陣を切り公式戦の初陣となるAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のプレーオフに臨む。23日の予選の結果、対戦相手はタイの強豪ムアントン・ユナイテッドに決定。ネーミングライツにより名称が変更されたホームの「三協フロンテア柏スタジアム」(19時開始)で迎え撃つ。
柏は「まず、1月30日にすべてを懸ける」と下平隆宏監督が決意を示すように、この一戦に向けてチーム一丸となって調整してきた。鹿児島県指宿市でキャンプ中のチームは1月23日に鹿屋体育大と練習試合(40分×4本)を行ない、12-1と勝利。新加入の江坂任が2ゴール、クリスティアーノとハモン・ロペスが3ゴールずつ奪うなど、チーム全体でコンディションの良さを示した。
また、24日には日立柏サッカー場が、今季から「三協フロンテア柏スタジアム」に名称変更されることが発表された。さらにユニホームの鎖骨スポンサーにも決まり、「三協フロンテア」のロゴマークが掲出される。
一方、ムアントンはタイ・プレミアリーグ2位の強豪。昨年のACLでは鹿島アントラーズにホームで勝利し、ベスト16に進んでいる(川崎フロンターレに敗れた)。タイ代表のティーラシン・デーンダーらも来日しそう。元清水エスパルスのDF青山直晃も4年目のシーズンを迎えている。
Jリーグとはまったく趣きが異なり、選手も『異次元との遭遇』と評するACLの舞台。柏がJリーグ勢の先陣を切り、勢いに乗るムアントンにどのような戦いを見せるのか――。この一戦から合言葉である「柏から世界へ」の第一歩を踏み出す。
文:サカノワ編集グループ