【FC東京】ACL北京国安に0-1、ベスト16で敗退。GK波多野豪が好守を見せるも…
FC東京のレアンドロ。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
後半ブラジル代表のレナト・アウグストに翻弄され、アランに決められる。
[ACL 決勝T1回戦] 北京国安 1-0 FC東京/2020年12月6日/エデュケーション・シティ・スタジアム(カタール・ドーハ)
AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)、J1リーグのFC東京が中国超級リーグの北京国安に0-1で敗れ、アジア16強でトーナメントを去ることになった。過去ACLに臨んできた2012年、16年に続き三度連続のベスト16での敗退となった。
FC東京はディエゴ・オリヴェイラを欠くものの、激闘を戦ってきた充実の顔触れが先発。立ち上がりから主導権を握り、レアンドロと永井謙佑のスピードを活用しながらチャンスを作り出していく。しかし、前半終了間際のレアンドロの直接フリーキックが惜しくも枠を外すなど、あとわずかのところで惜しくもゴールを決め切れない。
そして後半に入ると、エンジンの温まってきた北京国安が、FC東京のペナルティエリア内に進入する機会が増える。ブラジル代表のレナト・アウグストらの猛攻に対し、森重真人と渡辺剛のセンターバックコンビを中心に闘志のこもったプレーで根気よく守り続ける。
しかし59分、FC東京の左サイドが打開されると、レナト・アウグストのクロスをアランに決められて先制点を与えてしまう。
新型コロナウイルスの影響により特別のフォーマットとなった今大会、決勝トーナメントは2回戦制ではなく一発勝負。FC東京はアダイウトン、髙萩洋次郎を投入し、波多野豪のビッグセーブでゴールを死守するなど、総力戦で1点を奪いに行く。
しかし高い集中力を発揮する北京国安の壁を打ち破れず……。結局、FC東京は0-1で敗れ、またもベスト16の壁を越えられなかった。
7日はヴィッセル神戸が上海上港、横浜F・マリノスが水原三星ブルーウイングスと対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]