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【日本代表採点】MOMは遠藤航、最高点「5」。吉田麻也、冨安健洋らDF陣は高め、久保建英、鈴木武蔵らは低めの評価

※マン・オブ・ザ・マッチ[MOM] =遠藤航(日本代表)

無失点に抑えたシュミットも「4」、好インパクトを残す。

[国際親善試合] 日本 1–0 コートジボワール/2020年10月13日/オランダ・ユトレヒト

【選手採点│寸評】
※5段階評価。5が最高で、1が最低。1点刻み。
採点対象は原則、出場20分以上。

※採点の見方
ポジション 
背番号 選手名 採点

▽先発
GK

23 シュミット・ダニエル 4
重圧に堂々と耐えてミスなく対応。パンチでのリスク回避よりキャッチを優先したのは好インパクト。

DF

 室屋 成 3
ジェルヴィーニョら強力アタッカー陣に翻弄される場面もあったが、時間が経つごとに順応。よく踏ん張った。
 
22 吉田麻也 4

危険なエリアの中でも、最も警戒すべき地点を丁寧にカバー。セットプレーからヘディングで惜しいシュートを放っていたことでマークを引き出し、ラストの植田弾にもつなげた。
 
16 冨安健洋 4

対峙する選手や守るポジションによって、対策を細かく変えた。遠藤が効いていたことで、より1対1の守備に集中できていた。

 中山雄太 3
カメルーン戦はボランチ、今回は左サイドバックで起用。しぶとく肝の据わった守備は、日本の貴重なオプションになりそうだ。

 
MF
7 柴崎 岳 3
遠藤のフォローを受け、パサーとしての役割に集中。ゴール前に出てクロスを放ち、惜しいチャンスも作り出し試合を読むセンスも披露。ラストのFKのキッカーを担い、植田の決勝点をアシスト。
 
6 遠藤 航 5[MAN OF THE MATCH]
自らの間合いに持ち込んだデュエルを確実に制し、トランジションの起点に。遠藤がボールを奪うと、チーム全体が前を向けた。決勝点が生まれた最後のFKも彼が倒されて得たものだった。

14 伊東純也 2(▼85分)
何度かサイドを打開したが、クロスに反応している選手がいないなど、チームとして初歩的な課題を残した。

17 久保建英 2(▼61分)
所属先などでも結果を残せずにいる左MFでの起用。得意な“ボールをさらす”ところからの打開を見せられず。その起用法にも疑問は残ったが、指揮官はチームのために走れていなかった点を指摘している。

9 鎌田大地 3
向かってくる屈強な相手の圧力を逆に生かし、スルスルと柔軟なドリブルで切れ込み決定的なチャンスを作り出した。とはいえ、チームとして、その「個」の力頼みだったのは否めず。
 
FW
24 鈴木武蔵 2(▼73分)
「フィーリング自体は良かった」と何度か起点になり、トップ下の鎌田の攻撃も引き出した。が、その微妙なタイミングこそが本来、日本代表の生命線でもあったはず。そのあたりの“日本の強み”を森保監督には引き出してもらいたい。


▽交代出場
MF
10 南野拓実 2(△61分)
左ウイングで起用され、何度か中央にも入って変化をつけようと試みた。
MF
8 原口元気 ―(△73分)
左サイドに入ってチーム全体のバランスを改めて、反撃態勢を整えた。
MF
11 堂安 律 ー(△85分)
ボールを確実に収められる安心感があるだけに、その次の展開での「武器」を作りたい。
 
DF
2 植田直通 4
(△88分 )
「最後までしっかり準備をしていた」(森保監督)と最後のカードで投入。「無失点に抑えることを使命に、チャンスがあれば1点狙っていた」と、アディショナルタイムにワンチャンスをモノにした。
 

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[文:サカノワ編集グループ]

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