【移籍】久保建英の獲得へマンチェスター・U「努力を惜しまない」
日本代表の久保建英。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
特に右サイドの補強が急務、「強い関心を示している」。
イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが2024年夏、スペイン1部レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英(Takefusa KUBO)の獲得を目指しているという。
『Fichajes』がこのほど報じた。同メディアは「独自に入手した情報」によると、ユナイテッドが「この将来有望視される22歳の右ウイングの獲得に向けて強い関心を示している」ということだ。
マンチェスター・ユナイテッドは規律違反によりイングランド代表ジェイドン・サンチョ、さらに元恋人などへのドメスティックバイオレンスの疑いによりブラジル代表アントニーと、二人のウインガーが戦線から離脱している状況にある。それぞれピッチ内でも課題を抱えてきただけに、いずれにせよ、主力クラスのウイング確保は、ユナイテッドにとって最優先事項になっている。
ただし、2027年6月までレアル・ソシエダと契約を結ぶ久保に関しては、他クラブから移籍話があった場合にはレアル・マドリードがまず交渉できるという優先権が付帯されていると言われる。さらに、移籍が実現した時には、移籍金50パーセントをマドリードが得られる条件も付いているとされ、「交渉が複雑になる可能性がある」。
「マンチェスター・ユナイテッドが2024年夏に久保を獲得するため、努力を惜しまないのは間違いない。オールド・トラッフォードに日本のタレントを迎え入れるという見通しは、イングランドのクラブのファンの間にも大きな興奮を呼び起こすに違いない」
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まだまだ課題やハードルは多い。ただ同メディアはそのように『ユナイテッド久保』の誕生へ期待を寄せている。
日本代表に参戦している久保は13日、新潟のデンカビッグスワンスタジアムでカナダ代表と対戦する。