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【日本代表】森保監督が韓国戦へ記者会見「ベストメンバーで臨む」「個の責任を果たしながら組織的に戦う」

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サカノワスタッフ

日本代表の森保一監督。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

「お互いを高め合えるライバルであり、アジアを引っ張っていく仲間として、いい試合をしたい」

[国際親善試合] 日本 – 韓国 /2021年3月25日19:20/日産スタジアム

 日本代表の森保一監督が3月24日、オンラインによる記者会見で翌日の日産スタジアムで行われる韓国代表との国際親善試合に向けて抱負を語った。FIFAランキングは日本が27位、韓国が38位。アジア(AFC)内では日本が1位、韓国が3位。

 森保監督はこの一戦の位置付けについて、「お互いを高め合えるライバルであり、アジアを引っ張っていく仲間として、いい試合をしたい。試合を見てくだされる方が、試合をやって良かったと思っていただけるようなアグレッシブな試合ができればと思います」と語った。

 パウロ・ベント監督が率いる韓国について、次のような点を警戒する。

「ダイナミックに、そして激しく厳しくアグレッシブに戦うことをベースに、攻撃ではGKと最終ラインからビルドアップをしてチャンスを作ります。守備では前線からプレッシャーをかける時、一旦オーガナイズして相手に制限を掛けながら組織的に戦っています。今の監督になり、そこが成熟してきていると感じます」

 そのアジアのライバルに対し、指揮官は「局面での攻防がかなり激しくなり、1対1で上回るようにチャレンジしてほしい。そこへのカバーを組織的にして、個の責任を果たしながら組織的に戦いたいと思います」と、アグレッシブさで上回ることをポイントに挙げた。

 そして先発については、「ベストメンバー」を組むと明言した。

「勝利を目指して戦う準備をしていきます。韓国だからというわけではなく、日本代表として、まず勝利であり結果を目標にして、応援してくれる方々が笑顔になれるような結果を届けたい。ベストメンバーで臨みたいと思います」

 そのスタメンについては、23日・24日の全体練習での調子やパフォーマンスを見て決めるという。

 試合は19時20分キックオフ。日本テレビ系で全国生中継される。

 韓国との通算成績は13勝23分40敗。親善試合は2011年8月、香川真司の2ゴールと本田圭佑の得点により3-0で勝ったキリンチャレンジカップから約10年ぶり。公式戦は0-1で敗れた韓国・釜山開催の2019年12月のE-1東アジア選手権以来となる。

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[文:サカノワ編集グループ]