【なでしこ】鹿島、大宮など指揮した石井正忠氏のコーチ就任の背景とは? 佐々木則夫NDが語る「女子サッカーという括りを越えた人材が必要」
石井正忠氏 写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
内田篤人コーチともアントラーズで共闘
日本サッカー協会(JFA)はこのほど、日本女子代表(なでしこジャパン)のコーチに石井正忠氏が就任すると発表した。
石井氏は鹿島アントラーズ、大宮アルディージャ、タイ代表の監督などを歴任してきた。佐々木則夫女子ナショナルチームダイレクター(ND)が大宮を率いた時期に、石井氏は同クラブでプレーしていた関係にある。
その縁が、今回の就任オファーにつながったのかと思われたが、佐々木氏はそうではないと説明する。求めたのは、女子サッカーの世界に限らず、クラブチームと国際舞台での豊富な経験を持つ「参謀」だった。
佐々木氏は現在開催中の愛知・名古屋アジア大会で、次のように石井コーチ招へいの背景について語った。
「経験豊富な参謀を探している中で彼の名前が挙がりました。Jリーグクラブはもちろん国際経験も多くあります。内田(篤人)コーチのように女子サッカーという括りを越えた人材が必要だと思っていました。女子の指導は初めてとあって考える時間も必要だったと思いますが、またこうして一緒に働けるのは嬉しいし、楽しみです」
石井氏にとって女子サッカーの指導は初挑戦になる。それでも、アジアのクラブや代表を率いてきた経験、Jリーグで積み重ねたチームづくりと戦術面での知見は、なでしこジャパンにとって大きな力になる。
また、石井氏は内田篤人コーチとも、鹿島時代にともに戦ってきた。当時の石井氏はフィジカルコーチ、内田コーチはトップチームの選手だった。その後、石井氏は鹿島の指揮官に就任している。
佐々木氏が求めた「女子サッカーという括りを越えた人材」が、内田コーチに続いて加わった。石井コーチが来年のFIFAブラジル女子ワールドカップに向けてチームを支える。
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