【C大阪 vsマイナビ仙台】日本代表デビューの矢形海優がさっそく古巣に挑む「ファン・サポーターの皆さんの前で恩返しをしたい」
C大阪Lの田子夏海(左)とマイナビ仙台の矢形海優(右)。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
19歳の田子夏海は「インパクトのあるゴール」を狙う。
[SOMPO WEリーグ1節]C大阪L – マイ仙台/ 8月9日18:00/ヨドコウ桜スタジアム
セレッソ大阪ヤンマーレディースには、昨季日テレ・東京ヴェルディベレーザを悲願のリーグ初制覇に導いた松田岳夫監督が就任した。そしてレスター・シティに所属した宝田沙織が4年半ぶりに復帰している。
チームの得点源として期待される19歳の田子夏海は、「チーム内の競争が高まっている」として、自身は「インパクトのあるゴール」を開幕戦の目標に掲げる。
アグレッシブな攻撃が武器であるC大阪に、松田監督がどのような組織を構築するのか注目される。
一方、C大阪のエースとして昨季11ゴールをマークした矢形海優が新天地に選んだのがマイナビ仙台レディースだ。さっそくの古巣対決に「いろんなプレッシャーもあり、不安もありますけど古巣相手で、しかもヨドコウスタジアムでできるのはとても楽しみ。一番お世話になったクラブなのでファン・サポーターの皆さんの前で恩返しをしたいです」と意気込んだ。
また、矢形は日本女子代表として東アジアE-1選手権に初招集され、日本初得点を生み、人生初のサイドバックにも挑戦した。「初の日の丸をつけてプレーできたのは自分自身大きな経験になりました。自分の特長を全面に出して、サイドバックでもゴールの嗅覚や、ゴールに向かう姿勢っていうのは出せました」と一回り大きく成長した。
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マイナビ仙台は昨季わずか2勝にとどまり最下位に沈んだ。矢形の爆発力で上位進出を狙う。