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不調のセインツ、吉田の先発復帰は?指揮官「6ポイントゲーム」と位置付け

日本代表の吉田麻也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

降格圏から脱出なるか。17位エバートンをホームに迎え撃つ。

[プレミアリーグ 12節] サウサンプトン – エバートンFC/2019年11月9日(日本時間10日0:00開始)/セント・メリーズ・スタジアム

 最近6試合で1分5敗と勝ち星を挙げられずにいる19位のサウサンプトンFCが、17位のエバートンFCと対戦する。前節のマンチェスター・シティ戦(●1-2)をベンチで過ごした吉田麻也はスタメン復帰なるか。

 サウサンプトンは前節のマンチェスター・C戦、相手のミスから先制に成功し、押し込まれながらもプレミアリーグ王者にもしかすると……と期待を抱かせた。しかし後半に猛攻を受け、そこにミスも絡み、結局1-2の逆転負けを喫した。

 この苦しい状況下にサウサンプトンのラルフ・ハーゼンヒュットル監督は前日の公式記者会見で、エバートン戦を「シックスポインターゲーム」と位置付け以下のように語った。

「私たちはファンが望む期待に態度で示したい。前回大敗を喫したホームゲームで、改善され良くなっていることを示せればと思っています。

 現在の状況を踏まえると、このゲームの重要性は理解しています。それは相手のエバートンにとっても同じことだと思います。まさにこのゲームはシックスポインター(勝点6)のゲームです。余計なことは一切考えず、自分たちがやってきたことを示すだけです」

 そのように序盤戦とはいえ、下位からの脱出とプレミアリーグ残留への重要な一戦になると強調した。そのうえで、「エバートンは前線にクォリティの高い選手を揃えていて、特に1対1のバトルでは、ドリブルでボールを運べる能力を持っています。そのような部分に気を付けながら戦っていければと思います」とポイントに挙げていた。

 現在19位のサウサンプトンは17位エバートンと勝点3差である。勝てば暫定16位のアストン・ビラと並べる可能性もある。

 前節はスタメンを外れた吉田麻也が、ここまでリーグ戦7試合(553分)に出場。この大事な一戦、その経験が買われて起用されるか。出番を得た際にはインパクトのあるプレーを見せて、レギュラーポジションの再奪取へアピールしたい。

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[文:サカノワ編集グループ]

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