リバプール南野拓実が語る加入1か月の現在地「練習の質がとても高く負ける気がしない」
南野拓実。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
クラブの公式インタビューに登場。「今は街とチームに慣れているところ」とレッズに徐々に染まる。
リバプールFCのFW南野拓実がこのほど、クラブ公式サイトのインタビューに登場した。2020年元日にRBザルツブルクから加入してから約1か月、25歳の日本代表FWは自身の「現在地」について語った。
「リバプールはトップクラスのチーム。トレーニングの段階から非常にクォリティが高く、ゲームでは負ける気がまったくしない。チームの逆境を跳ね返すパワーは、自分が加入する前よりも強くなっているように感じます。現在はリバプールの街と同様にチームに慣れようとしている最中です。自分は今この瞬間を楽しめていますし、今後に向けてこれからも頑張り続けたいです」
そのように徐々にリバプールのカラーに染まってきていることを感じ取っている。
また、南野はイングランドのサッカースタイルについて次のように語る。
「イングランドサッカーの特徴として、インテンシティが非常に高く、そしてフィジカル的にとてもタフです。しかしこれは予想できたことで、自分はこのスタイルになるべく早く適応する必要があります。そしてこのスタイルでプレーしなければなりません」
そして週末に行われるリーグ戦、サウサンプトン戦(日本時間2月2日0:00)への意気込みを次のように示した。
「私たちは次の試合に向けて100パーセント集中していますし、勝点3を取るために常に100パーセントの準備をしています。まだプレミアリーグ優勝について話している選手は誰一人いません。サウサンプトンは最近調子を上げてきていますし、間違いなくタフなゲームなります。100パーセントの準備をして、プレーするだけです」
そのように南野は調子を上げるサウサンプトンの圧力を警戒。チームも、南野も、目の前の試合に集中できていると強調した。
3トップの一角を担うサディオ・マネが負傷により大事をとっており、さらにディヴォック・オリジも足に違和感を覚えているとされる。そうした状況から南野が先発で起用される可能性も浮上している。
南野がさらにファンに認められるためには、「結果=プレミアリーグ初ゴール」がそろそろほしいところだ。
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[文:サカノワ編集グループ]