エメリ監督が久保建英について1分半熱弁「今季キープレーヤーの一人」「目指したところに必ず到達できるメンタリティを持つ」

開幕のSDウエスカ戦に向けて抱負を語ったビジャレアルのウナイ・エメリ監督。※「VILLARREAL TV」より

ビジャレアルいよいよ初陣! 岡崎慎司所属のウエスカとの開幕戦に向けた記者会見で。

[スペイン1部 1節] ビジャレアル – ウエスカ/2020年9月13日(日本時間14日1:30)/エスタディオ・デ・ラ・セラミカ

 スペイン1部リーグ、ビジャレアルCFのウナイ・エメリ監督が9月11日、SDウエスカとの13日に行われる開幕戦に向けた記者会見をオンラインで行い、「最高のものを提供します」「勝つためのバランスを見出さなければいけませんが、目指しているのは常にアグレッシブで攻撃的なチームを作ることです」と抱負を語った。

 また、この記者会見の中で、久保建英について質問が出た。すると指揮官は約1分30秒をかけて、久保の現状と期待を熱く語った。

「クボは着実に進歩しています。何よりメンタリティが非常に強い。昨年彼はマジョルカで、18歳にしてデビューしています。そして今年、19歳でビジャレアルに加わりました。彼はアタッキングサードでプレーするために必要なあらゆる条件を満たしています」

 そして起用ポジションについては、「右サイド、それにセンターあるいは左サイドでも」と、“右”を最初に挙げていた。

 とはいえ、久保にポジションが用意されているわけではない。むしろ、エメリ監督は今、久保に必要なのは「競争」だと強調している。

「私は彼と話し合い、その3つのシナリオで、快適にプレーできるように取り組んできました。それ以外の面でも徐々に彼はチームに適応してきています。そして今、私たちは彼が競い合うところを見ています。私たちは彼に競争、それにライン間でプレーしてチームを助けることを求めています」

 また、マジョルカ時代は守備に追われるあまり、自陣でのプレー時間が長く、ゴール前で特長を発揮する機会は限られた。その状況を把握しているエメリ監督は、日本代表のレフティに高めのポジションでプレーすることを求める。

「フィニッシュに絡む動き、1対1で勝つこと、ボックス内に入ること、そこでキーパスを放つこと……。それに彼が前へ進むことが、より多くボックス内に入る条件になります」

 そしてエメリ監督は久保をこのように評した。

「彼は目指したところに必ず到達できる、そのメンタリティを持った選手です」

 一つひとつのプレーにも、キャリア全体にも通じるようなフレーズである。

 そして最後、エメリ監督は久保が「今季のキーマンの一人である」と言って締めくくっている。

「マジョルカで昨年プロセスを開始し、ここビジャレアルでそれを継続することを期待しています。クボはここで成長する必要があり、その間、チームを助けるでしょう。他の選手と同様、その持ち味でチームに貢献できます。間違いありません、クボは今シーズンのキープレーヤーの一人で、私たちを助けるはずです」

 ビジャレアル加入決定時、エメリ監督が久保の獲得を熱望した――と報じられていた。それがどれだけ本気であったかが伝ってくる。

 近年はセビージャFC、パリ・サンジェルマン、アーセナルFCを指揮。セビージャではヨーロッパリーグ(EL)3連覇、パリSGでは国内3冠を達成。そして今季、母国に帰還した。

 その48歳のエメリ監督のもと、久保のスペイン2シーズン目の戦いがいよいよ始まる。さっそく、自身スペイン1部デビューを果たす岡崎慎司との対戦が実現する。

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[文:サカノワ編集グループ]

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