イブラヒモビッチと冨安健洋が堂々対決!シュートに身を投げ出し防ぐ

冨安健洋。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

しかし冨安の直接関与しない場面で、最強FWに2ゴールを決められる。イエローカードももらう。

[セリエA 1節] ミラン 2-0 ボローニャ/2020年9月21日/サン・シーロ

 ボローニャFCのDF冨安健洋が、ACミランの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチと対決――。強烈なシュートをスライディングした足先でコースを変えて防ぐなど21歳の日本代表DFは勇猛果敢に戦い奮闘。しかし冨安が直接的に関われなかった、ヘディングとPKでこの最強ストライカーに2ゴールを決められ、ボローニャは開幕戦を落とした。

  ボローニャのシニシャ・ミハイロヴィチ監督は、昨季サイドバックで経験を積ませた冨安を守備の柱の候補として期待。プレシーズンからセンターバックに据えて、チーム作りは攻撃面の練度を上げることに重点を置いて取り組んできた。

 冨安もその期待に応えた。このミランとの開幕戦、スタメンに名を連ね、高い集中力を保った。

 ワントップのイブラヒモビッチに対し、冨安とダニーロ・ラランジェイラが状況に応じてマークにつく。11分、冨安は最初のマッチアップで、イブラヒモビッチのヒールタッチから左足の鋭いシュートを放たれたが、最後にスライディングして、ギリギリのところでボールに触れて、枠外に飛ばした(コーナーキックになった)。

 ただし、エース・ズラタンはやはり“スケール”がデカい。

 ミランの11番は35分、ラランジェイラとの空中戦の競り合いで完全に競り勝ち、強烈なジャンプヘッドを叩き込み、ミランに先制点をもたらす。さらに51分、VARが介入して獲得したPKを冷静かつ豪快に突き刺して、2ゴール目を決める。 

 73分にはスローインの流れから抜け出たイブラヒモビッチを、背後から追いかけた冨安が足をかけて倒してしまい、イエローカードをもらってしまう。

 さらに一人退場者を出したボローニャは、結果的にそのまま0-2と完敗を喫した。

 冨安にとっては悔しい敗戦になった。とはいえ復帰2シーズン目を迎えた38歳のストライカーが、こうして元気な状態である時にセンターバックとして堂々と対戦できたことは、きっと大きな財産になるはずだ。

 ボローニャは次節、現地9月28日にパルマ・カルチョ1913とホームで対戦する。

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[文:サカノワ編集グループ]

 

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