“ビタミン”久保建英、今日アラベス戦でビジャレアル初先発の予想
ビジャレアルの久保建英。(C)Villarreal CF TV
コクラン負傷、イボーラがボランチ起用へ。
[スペイン1部 ]ビジャレアル – アラベス/2020年9月30日(日本時間10月1日2:00)/エスタディオ・デ・ラ・セラミカ
久保建英がビジャレアルCFで初先発か――。スペインリーグはミッドウィークの9月30日に試合が組まれ、中2日の連戦が続くビジャレアルはデポルティーボ・アラベス戦で一部選手のローテーションが濃厚だ。『マルカ』はこのホームゲーム、今シーズン加入した19歳の日本代表レフティが今季初めてスタメン出場すると予想している。
同メディアの予想布陣は4-4-2で、久保が右MFに入り、昨季からレギュラーを務めるナイジェリア代表サムエル・チュクウェゼは控えに回るのでないかと踏んでいる。
また、前節のFCバルセロナ戦で負傷退場したフランス人MFフランシス・コクランに代わり、10番をつけるビセンテ・イボーラが起用される。2トップはフランシスコ・アルカセル、ジェラール・モレノ、左MFはモイ・ゴメスが引き続き起用されるという予想だ。
記事では「ビジャレアルは開幕のウエスカ戦で控えめなスタート(△1-1)を切り、エイバル戦(〇2-1)で期待の高まる好勝負を演じた。しかしバルセロナの前半(●0-4、前半だけで4失点)で陶酔感は打ち砕かれ、そうしたなかで、後半途中から出場した日本の若きアタッカーは数少ない傑出した存在として明るいニュースを提供した」と伝える。
そのうえで、「バランスの悪かった」スターティングメンバーに食い込むだけの「力があると久保は主張した」とそのパフォーマンスを評価する。ウナイ・エメリ監督はシーズンを通して、久保の力が必要になると強調してきただけに、ここで一つ決断を下すことになるか。久保がビジャレアルの“ビタミン”になると、同メディアもキーマンに挙げる。
さらに週末10月3日(日本時間23:00)には、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスの加入で注目されるアトレチコ・マドリードとアウェーで対戦する。
昨季5位のビジャレアルが上位進出を狙うには重要な連戦であり、久保にとっても、最初の勝負どころになるか。開幕から3試合連続で途中出場してきたが、そろそろ新天地での初ゴールへの期待も膨らむ。
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[文:サカノワ編集グループ]