「19歳の大人」エメリ監督が久保建英の現在地を語る。カディス戦、間もなくキックオフ
ビジャレアルでの加入記者会見を行った際の久保建英。 (C)Villarreal CF TV
「チームを良くするため、クボはその方向性を向いてともにやってくれています」
[スペイン1部 7節] カディス – ビジャレアル/2020年10月25日(日本時間26日0:00)/ラモン・デ・カランサ競技場
スペイン1部ビジャレアルCFが間もなく、カディスCFとのアウェーゲームを迎える。ビジャレアルのウナイ・エメリ監督はこの試合を控えた公式記者会見で、久保建英の現在地、レアル・マドリードからのレンタルである状況などについて答えている。
先日のヨーロッパリーグ(EL)グループステージ(GS)1節のホームでのルコ1部スィヴァス・スポル戦、久保は1得点・2アシストと活躍。チームは5-3の勝利を収めた。
その活躍を受けて、指揮官は改めて久保について、次のように語った。
「彼には満足しています。木曜日は自信をつけるいい機会になりました。それはチームのなかで、彼のプロセスのための一つのステップになりました。チームを良くするため、クボはその方向性を向いてともにやってくれています」
また、彼がレアル・マドリードからのレンタル移籍という立場であることについての意見を求められると、指揮官は「メンバー全員が同じ仕事をするためにスタートしていますし、そこで久保がレンタルで出向くという形ではありました。彼は仕事に集中していますし、外部ではなく、チーム内でコミュニケーションをとても取っています。19歳の大人です。久保のためにも、ビジャレアルのためにも最適を探っている段階です」
そして今季2部から昇格したカディスについて、エメリ監督は「カウンターを最も得意としているチームです。彼らリスペクトしなければいけません。きっと試合では大いに苦しめられるでしょう。1部リーグで再会できることは喜びです」と語っている。
レアル・マドリードをアウェーにて1-0撃破しているカディスとの対戦は、日本時間26日0:00キックオフだ。
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[文:サカノワ編集グループ]