本田圭佑がアゼルバイジャン到着、ネフチ・バクーと契約へ。同国リーグ現在1位
本田圭佑のアゼルバイジャン入りを伝える現地の『ネフチTV』。※『Neftci TV』より
カザフスタン、スウェーデンなども浮上したが――。
元日本代表MF本田圭佑が3月13日、アゼルバイジャンの首都バクーに到着した。現地の『ネフチTV』がその様子を伝えており、このあと、メディカルチェックを経て、同国の強豪ネフチ・バクーと正式契約を結ぶことになる。
日本代表としてワールドカップ(W杯)3大会連続でゴールを決めている34歳のレフティは昨年12月、ブラジル1部ボタフォゴFRを退団。そのあとポルトガル1部のポルティモネンセSCに加入すると本田とクラブが発表したものの、移籍期限の“勘違い”という初歩的なミスで、選手登録期限にぎりぎり間に合わなかった。そのため本田はフリートランスファーの立場になり、改めて新天地を探していた。
そうしたなか、アゼルバイジャンやロシアのメディアが、本田のネフチ・バクー加入が具体的な話として進んでいると報道。「仲介人からの売り込みを受けて交渉が進められてきた。彼はプレーしたがっている」、「ほぼ合意している」などと伝えられてきた。
またネフチ・バクーのサミル・アバソフ監督は3月8日、ケシュラFKに3-1の勝利を収めたあとの記者会見で、「ホンダはチームを落ち着かせられる選手で、様々なポジションでプレーできます。ほぼ合意しています。彼はここでシーズン終了まで、私たちのためにプレーしたいと思ってくれています。その後、夏に再び話し合うかもしれません」と語っていた。
そうしたなかで、本田は9日、ニッポン放送の「本田圭佑『NowVoice』」に出演し、こうした報道が事実であると認めていた。
「代理人からオファーがある、という話はありました。すごいなと思っているのは、今回の報道は珍しくほぼズレがなく当たっています。真剣に検討しています。話を深いところまでしています。ただ、まだ最終決定はしていません」
一方、ここ数日、カザフスタンやスウェーデンにも本田サイドから売り込みがあると、それぞれの現地メディアで報じられてきた。が、やはりネフチ・バクーが本命だったようだ。
ネフチ・バクーは通算12勝3分4敗の勝点39で首位をキープ。3月14日のサバイルFK戦のあと、リーグ戦は4月5日までの小休止に入る。“Keisuke HONDA”にとって、8か国目の挑戦となる。
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[文:サカノワ編集グループ]