レアルMFバスケスの後継者候補に久保建英の名前。しかし本命はあの24歳スペイン人FWか!?
レアル・マドリードでの久保建英。(Photo by Adam Pretty/Bongarts/Getty Images)
右サイドのスペシャリスト“後任探し”。クラブはより攻撃的なタレントを欲する。
スペイン1部リーグのレアル・マドリードに所属するスペイン代表MFルーカス・バスケスが今シーズン末で契約満了を迎えるため、その動向はスペイン国内外で注目を集めている。これまでクラブと契約延長の交渉は行われておらず、フリートランスファーでの移籍が有力視されている。イタリア・セリエAのACミランなどが獲得に興味を示していると、スペインでは報じられている。
そうしたなか、スペインメディア『Fichajes.net』はこのほど、右サイドのウイング、中盤、サイドバックをこなす29歳のユーティリティが抜けたあと、レアル・マドリードで誰がその「後任」を担うべきかを展望している。
ただ、クラブはより攻撃面で力を発揮できるタレントを探している。そのなかの一人に、現在レアル・マドリードからヘタフェCFに期限付き移籍している日本代表MF久保建英の名前も挙がる。確かにバスケスとはタイプが異なるものの、右サイドを主戦場にし、より攻撃的なタレントでもある。
記事では、久保とマルティン・ウーデゴール(現・アーセナルFC)のレンタル組、現在チームにいるロドリゴ、ヴィニシウス・ジュニオール、マルコ・アセンシオを、今季リーグ21試合に出場しているバスケスの後継者候補になるだろうと列挙。が、いずれの選手も「ジネディーヌ・ジダン監督がレギュラーで起用したくなるような納得させるものがない」と指摘している。つまり、いずれも決め手を欠くということだ。
そうしたなか、レアル・マドリードからレバンテUDに期限付き移籍している24歳のスペイン人FWホルヘ・デ・フルートスが、現時点では“ポスト・バスケス”の最有力候補に浮上していると伝える。
今シーズンは右ウイングを主戦場に、前線のあらゆるポジションをこなして27試合・3得点・8アシストと活躍。保有権(パス)はレアル・マドリードとレバンテが50パーセントずつ持っているため、レアルが買い戻す可能性もある。「このレベルのストライカーは、レアル・マドリードにとっても理想的だ」と、期待の星に注目している。
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[文:サカノワ編集グループ]